NNNドキュメント’26の放送内容一覧
米国の中間選挙を控え、第2次トランプ政権は審判の時を迎える。現政権の下では、官僚の一斉解雇や報道機関への圧力などが伝えられてきたが、政権への抗議の声は大きなうねりになっていない。建国から250年、民主主義のリーダーを自認してきた米国で何が起きているのかについて、解説委員の小栗泉が解き明かす。
めっき加工を手がける山形市のスズキハイテックは全社員の半数近くを外国人が占め、低迷期からのV字回復を遂げた。新たな事業開発の中心を担うのはインドネシア出身のペトルス課長。そして、主要製品の生産や検査はバングラデシュからの技能実習生らが担う。地方企業を舞台にした“共生”のリアルな実像を追う。
2016年の熊本地震から10年後の7月、最大震度7の地震が再び熊本を襲った。被災地は猛暑日が続き、8月には40℃を超える酷暑日に。断水が続く中での避難生活や復旧作業でエアコンが使えず、車中泊避難をしていた70代女性が熱中症疑いで死亡した。かつてない暑さの被災地で何が起きていたのか、真相に迫る。
特別養子縁組を取り上げた同番組がきっかけで養子として託された少女に密着。彼女は自身のルーツに関心を持ち、小学6年生で実母と再会を果たす一方、26歳の女性は実母と文通するも面会が実現できない。そんな状況下の法整備が遅れる日本で、子どもの切実な気持ちに大人はどう応えるのか。家族の葛藤を追う。
飲酒や高速度を巡る「危険運転」と「過失運転」の線引きで司法が揺らぐケースがある。飲酒事故で息子を奪われた遺族は、裁判で弁護側の「酒の影響ではない」という主張に傷つけられた。法律は改正されたものの、アルコールの数値基準は遺族の求めるものと隔たりがあり、遺族の悲痛な訴えと法律の現在地を見つめる。
5月の磐越道バス事故を受け、国が部活動遠征時の安全対策を示す一方、中学校では部活が学校から離れる「地域展開」が進み運営が地域クラブに移ろうとしている。「丸投げ状態」と語る現場では、保護者や指導者が不安と重い負担に苦悩。子どもを守るための行政の対策と、現場の現実の間にある“ほころび”を追う。
収穫量最下位の山梨で13種のスイカを開発した男性は自らを“すいかばか”と名乗り、疎遠だった義母との絆をつないだ経験から「スイカで世の中を良くしたい」と人生を懸ける。家族で最高の一玉を囲む時間が平和な社会を築くと信じ、たった一軒で挑み続ける農家の情熱を、スイカに人生をささげる男の姿からひもとく。
心の悩みから学校に行けなくなった子どもたちが集まる福井・坂井市の「坂井子どもの里」を運営する元教師の男性に密着。社会の陰で苦しみ、同施設に通ってくる子どもたち80人を支援する彼は、子どもたちの苦しみに耳を傾け続けている。その姿から「誰ひとり取り残さない社会」にするための取り組みを追う。
1869年の「北海道」改名以来、同化政策で文化を奪われ遺骨も盗掘されたアイヌ。現在、差別を固定した「旧土人保護法」を賛美する展示が公然と行われる不条理が続いており、「同じ人間として考えて」とあらがう人々が声を上げている。差別が繰り返される要因について、アイヌの主張と実態を通して問題の根源を探る。
20万人以上が犠牲となった沖縄戦での遺骨収集を続ける夫婦は、預かった300通を超える手紙を遺族へ返還している。遺骨が戻らぬ中、故人の生きた証しを手にした遺族は沖縄の地で初めて祈りをささげる。高校生も加わり、悲惨な記憶を次世代へつなごうとしている二人の活動に密着し、終わりのない戦後を追う。
広島と長崎で被爆した「二重被爆者」である青森に住む女性は、差別に傷つき長い間口を閉ざしてきたが、弟が書き残した被爆体験記で二重被爆を認定されてから少しずつ体験を語り始めた。彼女に密着し、世界で続く戦争に「一番の犠牲者は子ども」と語る思い、生まれ故郷・長崎への最後の里帰りで思うことに迫る。
ロシアのウクライナ侵攻、アメリカによるイラン攻撃など「戦争」が身近になる中、自衛隊を肯定的に見る若者が増えている。そうした中、国防の最前線に立つ若い自衛官たちは何を思い、国防の道を歩んできたのか。若者たちと、かつての若者たちの取材を通じ、「戦争」「戦争を防ぐこと」を考えるきっかけを探る。
原爆投下から81年がたつが、今を生きる被爆者の経験は、まだ「歴史」にはなっておらず、被爆者が若者に伝えるのは、その人の「記憶」。そんな中で、「長崎を最後の被爆地に」という言葉を胸に、今も平和教育に取り組む元高校生平和大使の34歳の男性の活動に迫る。被爆者なき時代を目前に、平和とは何かを問い直す。
今年、世界遺産登録から30年を迎える原爆ドーム。被爆直後は「忌まわしい記憶を呼び起こす」として解体を望む声も上がったが、永久保存のきっかけとなったのは、白血病で亡くなった16歳の少女の日記と保存を求める子供たちを支えた言葉だった。“負の遺産”に思いを託して生きる人々の記録を伝える。
長野・松本市の銭湯「塩井乃湯」は、かつては多くのお年寄りが集まり、人や社会とつながる場所だった。しかし、老いや病で一人、また一人と通えなくなり、風景は変わっていった。そして現在、コロナ禍後、常連客以外にも多くの外国人客が訪れ、新たな交流が生まれ始めている。令和に生きる人々の居場所を見つめる。
瀬戸内海に浮かぶハンセン病療養所だけの島を取材。「らい予防法」の廃止から30年がたち、17年間にわたって取材した元患者たちの願いに耳を傾ける。子供を持つことを許されず、断種や堕胎を強いられた人や、孤独を抱えながら亡くなった人々が、世間への恨みではなく「生きることの尊さ」を伝える。
児童に命の大切さを教え、心を育む“はず”の学校で飼育される動物が、働き方改革などで姿を消しつつある。動物虐待に近い状況でウサギを放置する学校もあれば、保護猫を通して新たな学びを得る学校も。彼らはただの“備品”か、それとも共に成長する“先生”なのか。学校の苦悩と子どもたちのまなざしを追う。
2018年7月7日、愛媛・広島・岡山を中心に甚大な被害が出た「西日本豪雨」。愛媛・西予市野村町では町の中心を流れる肱川が氾濫し、5人が亡くなった。避難所の体育館で出会い当時小学生だった女性は、あの日の出来事を8年がたった今でも忘れられずにいた。あの日何があったのか、カメラが密着する。




























