LIAR GAME(ライアーゲーム)のあらすじ一覧
密輸ゲームが始まり、ナオらのチーム“昼の国”は最初の密輸人の役を押し付け合う。そんな中、1番手に名乗りを上げたナオは必勝法が見つかったと宣言するが、“夜の国”の検査官にトランク内の状態をあっさりと見抜かれてしまう。フクナガはその作戦は全員がとっくに気付いていたと呆れ、“夜の国”もリスクを恐れて同じ作戦を取るだろうと誰もが予想する。しかし、“夜の国”は早々に密輸を成功させ、“昼の国”に動揺が広がる。責任の押し付け合いが始まる中、ゲームの流れを変えるためにアキヤマが動き出す。流れが変わるかに思われたが、その流れを押し戻すかのような一言が“夜の国”の検査官・ヨコヤノリヒコから告げられる。
アキヤマは敗者復活戦を何とか乗り越えたナオに、「人は疑うべきだ」と忠告する。多くの人間が“信じる”の名の下に行っているのは他人を知ることの放棄、“無関心”であると告げ、疑うことは“悪”ではないと告げる。アキヤマの忠告を聞いたナオは、その言葉に心を動かされる。翌日、参加者たちが事務局員に案内されたのは廃空港。レロニラが告げる新たなゲームは、“密輸ゲーム”。今回はチーム戦で、参加者は“昼の国”と“夜の国”に分かれ、それぞれが敵国に残した資産を密輸しなければならない。両国のメンバーは“密輸人”と“検査官”の役を交互に務め、検査官は密輸人のトランクに現金が幾ら入っているか、空っぽかを推理していく。
9回目の投票が終わり、ナオは80票を獲得して得票数トップに躍り出る。ナオはアキヤマの策により、キクザワだけではなく全員に接触して大金と10票を交換していた。7人それぞれに大金を支払う約束をしたことで多額の借金を抱え、払えなければ契約不履行のペナルティーとなる状況だが、アキヤマには借金を帳消しにする大胆な作戦があった。彼のある宣言により、参加者たちの間に大きな動揺が広がり、次々とアキヤマとナオに接触してくる。一方、フクナガもアキヤマの提案を呑まざるを得ず、最下位を避けるために参加者同士の接触が活発化していく。アキヤマの強気の交渉はその後も続くが、参加者のサトウがこのゲームの必勝法にたどり着く。
“リストラゲーム”も中盤を迎えるが、ナオの票数は0票のまま。敗北を確信し打ちひしがれるナオに対し、フクナガはある提案を持ちかける。それはフクナガの票数30票と、ナオの所持金3000万円を懸けた1対1の勝負。提示されたゲームの内容は、トランプを使った運だけが勝敗を左右するゲームだった。フェアなゲームだと信じたナオは、申し出を受ける。幸先のいいスタートを切ることができたナオだったが、結果は敗北。ナオはフクナガに3000万円を奪われて泣き崩れる。そんな中、ナオから事情を聞いたアキヤマが、先のゲームはフクナガが勝つように仕組まれていたと看破。リベンジを促されたナオは、再びフクナガに勝負を挑む。
ナオらは敗者復活戦のため、廃墟のボウリング場に呼び出される。レロニラが告げる新たなゲームは、“リストラゲーム”。10回に渡る投票によって、9人のうち1人がリストラ=敗者となり、残り8人が3回戦に出場できるゲームだ。敗者は再び1億円の負債を背負う非情な戦いだが、参加者はなぜか落ち着いており、ナオは会場の空気に違和感を抱く。敗者はすでに決まっていると大半の参加者が考える中、投票までの時間を潰すためにフクナガがそれぞれのアピールタイムを催すことを提案。そこで、ナオは前回のゲームで大金を手にしたことをフクナガに暴露されてしまう。
フクナガはミウラ、15番と結託し、“少数決”の引き分けを狙う。だが、開票が始まる寸前に、アキヤマはフクナガらが「まんまとワナにかかった」とこぼす。動揺するミウラに対し、フクナガはハッタリにすぎないと一喝。そして、ついに開票が始まる。こうして、ライアーゲーム2回戦“少数決”は幕を閉じる。ゲーム終了後、アキヤマは、弱い人間にだまし合いをさせ、面白がっている主催者を突き止めると言い残して、ナオの前から姿を消してしまう。アキヤマと連絡が取れなくなってから1週間が経った頃、ナオの前にライアーゲーム事務局員の谷村が現れる。
フクナガユウジは、自らが“X”であることを明かし、勝利を宣言する。最後の勝者になるよう仕組んでいたと語り、アキヤマが少数派になることはないと断言。必ず少数派に入り、勝ち上がることができたトリックを明かし、完全勝利の構図を説明する。一方、ナオは信頼を巧みに利用され、裏切られた衝撃に涙をこぼしてしまう。巧妙な計画を聞いた会場の誰もが、フクナガの勝利を確信するが、アキヤマは含み笑いを見せる。彼は必勝法に穴があることを理解し、状況を見極めるため、ゲーム開始当初から参加者たちの“ある一点”にのみ神経を研ぎ澄ませていたという。アキヤマの“X”の策略を見破った方法が明かされる。
「少数決」の必勝法を見つけたアキヤマとナオは、5人の女性と初老の男性を集め、賞金を手にしつつライアーゲームから抜け出す作戦を説明する。それはゲームごとに必ず半数に分かれて投票を続け、最後に残った1人が代表として賞金を受け取るという協力戦だった。6人の賛同を得て、裏切りを防ぐための契約書も交わし体制を整えたが、懸念は危険人物“X”の存在だった。“X”を警戒することを約束し、ついに「少数決」の第1ゲームが幕を開ける。ナオは不安のあまり“X” の疑いのある15番の男に釘付けになる。その後、第1ゲームの結果が告げられ、疑惑の15番も勝ち残っていた。だが、アキヤマの違和感は別のところにあった。
ライアーゲーム2回戦の会場に、22人の参加者が集まる。ナオとアキヤマも参加することになった次なるゲームは、“少数決”。ライアーゲーム事務局の仮面を付けたディーラー・レロニラにより、ルールが説明される。“少数決”とは二者択一の問題が出題され、各プレイヤーはイエスかノーかを投票し、少数派になる回答をしたプレイヤーが勝ち抜ける。ゲームのリハーサルで少数派になれなかったナオは、“少数決”は他人を欺くことが必要で駆け引きと互いのハラの探りあいで勝負が決まることを思い知る。ナオは勝ち筋が見えない状況下で、ゲームを棄権すれば1億円の負債を抱えることに狼狽する。そんな中、アキヤマはある必勝法にたどり着く。
ナオは対戦相手のフジサワに、奪った1億円を返してほしいと必死に懇願するも、聞き入れられなかった。そしてライアーゲーム終了の時間が訪れ、2億円を守り切ったフジサワの雄叫びが響き渡る。同時にフジサワのもとにライアーゲーム事務局の回収人が現れ、札束のナンバーを照合し始める。返却分の1億円を差し引いた1億円を渡すと告げられたフジサワは歓喜に酔いしれる。一方、アキヤマはフジサワに“ある仕掛け”を講じていた。
元天才詐欺師・アキヤマシンイチの協力を得たナオは、自らをだましたフジサワから2億円を奪う覚悟を決める。アキヤマの提示した策は二つ。一つ目は、ライアーゲーム参戦の意志を敵にはっきりと告げる事。二つ目は、常に敵を監視する事。早速、フジサワに宣戦布告したナオは張り込みを行い、アキヤマが借りたフジサワ宅近くの空き家から監視を続けることに。監視の目を気にするフジサワは次第に外出を止めて家に閉じこもるが、作戦の意図がつかめないナオは、この方法で2億円を奪えるのかと焦り始める。ナオが疑問と不安を感じる中、これまでの策によってある結論に達したアキヤマは、フジサワにさらなるアプローチを仕掛けようと試みる。
周りから、“バカ正直のナオ”と呼ばれる女子大生・カンザキナオは、百円玉一枚であってもきちんと交番に届けるほどの正直者だった。ある日、ナオの元に送り主不明の小包が届く。中に入っていたのは、“ライアーゲーム”への招待状と現金1億円。ライアーゲームのルールは、いかなる手段を使ってでも対戦相手からマネーを奪うこと。拒否権はなく、ゲームに負ければ借金1億円。ナオは悪夢のような文面に震えるが、弁護士には相手にされず、警察にも相談できない。打ちひしがれるナオの元に、対戦相手の名前が届く。それは中学時代の担任教師・フジサワだった。






















