ブチ切れ令嬢は報復を誓いました。 〜魔導書の力で祖国を叩き潰します〜のあらすじ
売上金の金貨の音に違和感を覚えたエリーは、ルノアに鑑定を指示する。すると、それは精巧な偽金貨であることが発覚。調査の結果、偽金貨の出所はかつてエリーがハルドリア王国で立ち上げ、今はフリードの息がかかった者たちに乗っ取られている「ファンネル商会」だと判明する。エリーはダミー商会を設立し、大口取引を餌に、ファンネル商会へ巧妙な罠を仕掛けていく。

特別認可商人となったエリーは、ルノアを伴いハーミット伯爵との商談に赴く。そこで、家族がトレートル商会の化粧品の熱心なファンだという伯爵から、領地に商会の支店を開設してほしいと持ち掛けられる。エリーは、国外への販路拡大を見据え伯爵領の港に魅力を感じ、正式契約のため商会のメンバーと現地へ向かう。仕事の合間、一行は海の幸を堪能し、海水浴を満喫する。

ロベルトは、気を失っている間にハルドリア王国の屋敷に帰りついていた。家族に温かく迎え入れられ療養した彼は、一兵卒から鍛え直し、再び騎士となり王太子に仕えるこを決意する。そんな時、不意に自分が部下たちと帝国に投降した記憶が蘇る。なぜ自分はここにいるのか、何か恐ろしいことを忘れているのではないかと。頭の中に響く「民の血を以て、赤き雨を降らせよ―」という声に命じられるまま、ロベルトは手にした剣を振り下ろす。





























