本好きの下剋上 領主の養女のあらすじ一覧
ローゼマインらは紙作りの視察のため、ブリギッテの故郷・イルクナーを訪れる。村人たちと交流を深めたり、紙の素材である魔木を採集などをして過ごす中、故郷の人々に囲まれたブリギッテの新しい一面に触れてダームエルの恋が動きだす。そしてイルクナーから戻ると、夏の素材採集にも動きがでる。ローゼマインは火の神ライデンシャフトの怒りを鎮める鳥・リーズファルケの卵を目指し、大量の魔力を秘めるローエンベルクの山へ向かう。

今年も星結びの儀式が行われる。ジルヴェスターの提案により、フェルディナンドが貴族に還俗し、正式にローゼマインの後見人となる。そして未婚の貴族が結婚相手を探す宴では、ブリギッテが新しい衣装をまとって登場。ローゼマインの思惑通り、貴族男性たちの視線を釘付けにしていると、そこへ元婚約者のハスハイトが現れる。なんでもブリギッテに再度の婚約を申し込むという。ブリギッテの危機に、ダームエルはある行動を取る。
領主夫妻が領主会議で不在の間、ローゼマインは城で留守番をすることに。念願の読書に浸りのんびり過ごすはずのローゼマインだったが、礎への魔力供給や裁縫の練習などで大忙し。さらにローゼマインには頭を悩ませる大きな問題があった。見守り役である貴族の祖父・ボニファティウスに事あるごと睨まれる。ローゼマインは完全に嫌われていると思い込み落ち込むが、実はボニファティウスには孫娘のローゼマインに思うまま声をかけられない理由があった。
ブリギッテは、ローゼマインの考えた新しいドレスを身にまとう。その姿を目の当たりにしたダームエルは、ブリギッテの美しさに見ほれて恋に落ちる。そんな中、前神殿長宛てに一通の手紙が届く。贈り主はあの“ラブレター”の人物。一方、待望の印刷機が完成する。印刷事業の大きな進展に大喜びのローゼマインだが、そこへジルヴェスターからエーレンフェストの“礎”に魔力を注ぐという重要な役目を任される。
ローゼマインらは、“女神の愛した花”と呼ばれる春の素材・ライレーネの蜜を求め森をさ迷う。採集の日は、魔力が高まるフリュートレーネの夜。森の中では次々と不思議な出来事が起こり、ようやくたどり着いた目的地の泉ではガマガエルに似た魔物・タルクロッシュの群れが襲いかかってくる。共食いを繰り返しどんどん巨大になっていくタルクロッシュは、ローゼマインをも飲み込んでしまう。
ハッセへ罰を下す時が訪れる。ローゼマインの告げた罰は住民たちの想像よりも軽く、安堵と喜びで受け入れられる。しかし、貴族に逆らった町長は処分を免れない。ローゼマインは、心を鬼にして処分を告げる。だがその時、フェルディナンドが反逆者は全員処分すると告げ「選別の扉」を出現させる。領主一族としてローゼマインに課せられた使命は、目を逸らさず処刑の瞬間を見届けることになる。
ローゼマインは冬の素材“冬の主の魔石”を手に入れるため、総動員されたエーレンフェストの騎士たちと共に、その年の冬に現れた魔獣のうち最も強いとされる“冬の主”シュネティルムの討伐に挑む。唸る猛吹雪に耐え、襲い来る凶暴な眷属を倒し、騎士たちが必死に切り開いたシュネティルムへの道を、ライデンシャフトの槍を手にしたローゼマインとフェルディナンドが騎獣に乗って駆けていく。
季節は冬になり、ローゼマインと義理の兄である領主の息子・ヴィルフリートは子供たちが初めて貴族の一員と認められる重要な儀式“お披露目”に臨む。ヴィルフリートが堂々とした演奏でお披露目を成功させ廃嫡を免れる一方、ローゼマインの演奏中に予期せぬ出来事が起きてしまう。その後、子供部屋へと向かったローゼマインは、未来の側近候補である貴族の子供たちと初めて対面する。
魔獣ゴルツェの討伐を終え神殿に戻ったローゼマインは、図書室で前神殿長宛の恋文を発見し、衝撃の事実を知ってしまう。そんな中、ローゼマインはグーテンベルクの称号を与えた専属の木工職人・インゴから会いたいと連絡を受ける。彼はマイン時代の知り合いで、困ったローゼマインは同じくグーテンベルクの商人・ベンノの仲介で会うことに。ローゼマインは再会したインゴに、自分はまだ専属なのかと問われ驚く。
収穫祭を迎え、今年は各地を巡りつつ、ローゼマインの薬の素材“リュエルの実”の採集も行う。神官長・フェルディナンドに代わって、ローゼマインの兄・エックハルト、そしてリヒャルダの息子・ユストクスが同行することに。なんでもユストクスは情報集めが大好きな変人で、彼によると魔力の高まるシュツェーリアの夜が採集に最適な日らしい。そしてやってきた採集の日。リュエルの実の元へ向かう一同の前に、強大な魔獣が現れる。
ローゼマインと義兄・ヴィルフリートは、一日互いを入れ替えて生活をすることに。城を出れば遊べると思っていたヴィルフリートだが、そう甘くはなかった。神官長・フェルディナンドと神殿を巡る中で、ローゼマインが多くの仕事をこなしていたこと、平民でさえ字が書けることを知りがく然とする。一方、フェルディナンドは平民の子供にも劣るヴィルフリートが次期領主にふさわしくない、廃嫡にすべきだと領主・ジルヴェスターに進言する。
季節は秋を迎え、ローゼマインは小神殿の視察のためハッセの町を訪れる。ローゼマインは身寄りのない子供を救うため、小神殿に迎え入れようとする。一方、ハッセの町長はそんなローゼマインの行いが気に入らず、憎々しく思う。やがて小神殿へやって来たのは4人の子供たち。しかし、彼らはこれまでの常識が通用しない小神殿の生活に戸惑い、いら立ちを隠せない。きょうだいを守ろうと必死なその姿に、ローゼマインは自分を重ね合わせる。
ローゼマインは印刷業の寄付金を集めるため、神官長フェルディナンドの演奏会・フェシュピールコンサートの準備を進める。騎獣の訓練をこなす中、ガリ版印刷が完成し、寄付金集めの目玉“フェルディナンドの素敵イラスト入りプログラム”も出来上がり、本番を迎える。コンサートは響き渡るフェルディナンドの美声に観客は盛り上がる。その光景にローゼマインは満足するが、そこに思わぬ乱入者が現れる。
ローゼマインは、演奏会の成功の鍵を握る神官長・フェルディナンドのすてきなイラストが入ったパンフレットを制作することに。その要となるロウ原紙作りに取り組むべくローゼマインは、グーテンベルクの称号を与えた腕利きの鍛冶職人・ヨハンを呼び出す。だが、そこにもう一人の鍛冶職人・ザックが付いてくる。ザックは自分もローゼマインに認めてもらい、グーテンベルクの称号がほしいとアピールする。
領主一族の住むエーレンフェスト城に居住を移したローゼマインは、新たな護衛騎士や側仕えたちに迎えられる。中でも筆頭側仕えのリヒャルダは神官長・フェルディナンドを子供時代から知る頼もしい存在。一方、ギルベルタ商会のベンノがイタリアンレストランを開き、領主・ジルヴェスターらを招いて試食会が行われることに。ローゼマインが料理を喜んでもらえるか心配する中、予想外の出来事が起きてしまう。
魔力を持つ貴族が支配する“エーレンフェスト”。強大な魔力を秘めた本好きの少女・マインは、下町の家族や仲間を守るため上級貴族・カルステッドの娘“ローゼマイン”として、今までの常識が通用しない貴族の世界へ足を踏み入れる。厳しい教育を乗り越え、領主の養女となるべく迎えた洗礼式。失敗すれば下町のみんなの身に危険が及ぶ。高まる緊張の中、神官長・フェルディナンドから差し出されたのは思いがけない贈り物だった。
























