これ描いて死ねのあらすじ一覧
【最終回】安海と藤森は、コミティア会場の出張編集部に合作漫画「星の歌」を持ち込むことに。そこでかつての手島の担当編集者・金剛寺に、自分たちの漫画を読んでもらう。だが、その反応は思いのほか厳しいもので、安海は自身をなくしてしまいそうになる。だが、いつもはおとなしい藤森が立ち上がり、そしてポコ太の言葉に背中を押された安海は、藤森と共に思いもよらない行動に出る。そんな中、これまで「漫画は趣味の範囲で」と言い続けてきた手島に、安海たちが金剛寺の元を訪れていたことが知られてしまう。これまでにない険悪な空気が漂う帰り道、手島は安海に「プロになりたいんですか」と問いかける。
次なる目標を冬のコミティアに決めた安海と藤森は、SNSへの投稿を続けている“ダークフワ”をまとめるだけでなく、それぞれがオリジナル漫画を制作することを決意。それぞれの作風を追求しながら漫画を描き進める二人だったが、制作を通して自分たちに足りないものを痛感していく。そして、コミティアを目前に控え、漫研メンバーは二度目の東京に向かう。コミティア前日の土曜日、見聞を深めるために古本屋の街・神保町を巡ることに。小学館の前で「先生の本を出してた会社だ」と感銘を受ける安海らの隣で、手島先生は静かに過去へと思いをはせる。
おそろいのTシャツを着込んだ王島南高校漫研のメンバーは、初めてのコミティアに参加する。手島先生から熱い指南を受け、漫研メンバーで参加する初のコミティアがいよいよ始まる。手島は会場を歩きながら、自身も初めてこの場所で作品を頒布した頃を思い返す。初めて同人誌が売れた喜び、担当編集・金剛寺に認められた日の高揚、そして漫画を描くことの苦しさなど、さまざまな記憶がよみがえる。一方、安海と藤森は思うように本が売れず焦りを募らせる。さらに、自分で描き上げた本を手に取ってくれる人が現れることも願っている安海。そんな時、ルゥ・ガルゥというペンネームで、七畳島の同世代の同人漫画家と新たに出会う。
漫研メンバーは石龍の一言をきっかけに、“コミティア”への参加を決める。手島先生は学業優先を念押ししつつも、東京行きのしおりまで作り始めるなど、東京行きを誰よりも楽しみにしている様子を見せる。続々と親の許可を得ていく漫研メンバーだが、藤森だけは母親に参加したい気持ちをどうしても切り出せずにいた。昔から素直な思いを伝えられない母との関係に悩む藤森は、みんなと一緒なら話せるかもしれないと、期末試験の勉強会を実家の旅館で開くことに。安海、赤福、石龍らは厳しい藤森の母に圧倒されながらも、藤森の背中をそっと押し、それぞれが胸にしまい込んできた“伝えたい気持ち”と向き合っていく。
伊豆王島で暮らす漫画好きの高校生・安海相は、人と話すのが苦手で友達がなかなかできない。そんな相にとって漫画は現実から逃げるための物ではなく、前を向くための存在。中でも漫画家・☆野0の代表作「ロボ太とポコ太」は、彼女の人生を変えた特別な作品だった。そして相のそばには、誰にも見えないイマジナリーフレンドのポコ太がいた。人見知りだった相が少しずつ世界へ踏み出せたのも、漫画とポコ太がいてくれたからだった。ある日、授業中に漫画を読んでいた相は、担任の手島に見つかってしまう。相に問題を見つけるたび「指導します」と言い放つ手島は、漫画を没収。さらに、漫画そのものを否定する言葉を口にする。























