炎の闘球女 ドッジ弾子のあらすじ
【最終回】相手をたたき潰すためだけに戦う最凶の敵・蘭。自分を強くしてくれるライバルの存在に闘志を燃えたぎらせる弾子だったが、蘭のシュートを受けて彼女が胸の内に秘めた絶望を感じ取る。“敗北は死”という教えから血で血を洗う凄惨な経験が、蘭にドッジへの憎悪を抱かせていた。だが、深い闇の中で父・弾平の幻影に励まされ、再び心に火を点けた弾子は祖父・弾十郎の代から一撃家に伝わる超必殺技“炎のシュート”を放つ。弾子と蘭は互いに死力を尽くし、満身創痍で戦いを続ける。肉体の限界を超えて続くボールの応酬の中で、蘭の胸に忘れていた感情がよみがえる。そして、因縁の戦いに終止符が打たれる。
「球川闘球部対ブラックアーマーズ」の戦いはついに佳境を迎える。弾子と珍子、蘭と皐。内野に残ったのは、各チーム2人のみ。駆けつけた家族のエールを受けて発動した“スーパー珍子”に対して、皐はドーピングにより限界を超えた力でこれを迎え撃つ。珍子は平子や柔里の必殺技をコピーし、みごと皐からヒットを奪う。しかし、ついに動き出した蘭が放つ闇の力の前にはなすすべもなかった。弾子と蘭、父の代から続く2人の因縁に決着の時が迫る。だが蘭は、かつて弾平が、その父・弾十郎から継承したという、伝説の“炎のシュート”を知っていた。そして、弾子はそれを伝授されていないということも。
USバッファローズを撃破した弾子ら球川闘球部は、ブラックアーマーズとの頂上決定戦に挑む。ブラックアーマーズの攻撃をことごとくかわし、はこは試合を優勢に運ぶ。そんな中、審判長がトゲ付きのボールを用いて戦う“デンジャラス・タイム”を発動。因縁深い月と鎖でつながれてしまったはこは、強烈な殺気を受けて一時は戦意を失ってしまう。だが、自身が目指すキャプテンとしての姿を思い出し、颯美との連携により反撃に転じる。はこと颯美の“とっぷうショット”で月が仕留められ、怒りの炎を燃やすブラックアーマーズ。その猛攻により危機に陥った仲間たちを救うため、羽仁衣は秘められた禁断の力を解放する。
身を挺してチームメートを救ったもち子の犠牲に、スージーの闘志が燃え上がる。スージーともち子の間には、弾子らすら知らない強固な絆があった。約1年前、アメリカから転校してきたばかりのスージーは周囲と距離を置いていた。一方、そのかわいさを嫉妬され、もち子は陰湿ないじめにあっていた。見かねたスージーがもち子を助けようとして、彼女の途方もない懐の広さに感服させられる。スージーはもち子への友情をボールに込めて放った必殺の一撃が、USバッファローズが誇る鉄壁のディフェンスフォーメーションに炸裂する。
小柄ながらも超スピードで巨人のようなシルエットを生み出した月に対し、土佐アタッカーズは“ドッキングフォーメーション”で巨人の姿を作り上げて対抗する。龍華らは、月の最強技“サイクロンブレス”の威力に陣形を乱されながらも、はこの声援を受けて奮起し窮地を脱する。だが、前線に躍り出たブラックアーマーズのキャプテン・蘭の底知れぬ力は龍華らの絆さえ凌駕し、アタッカーズは敗れ去ってしまう。一方、平子からプレゼントされたユニフォームに身を包み、決意新たな弾子らが試合に挑む球川闘球部の前に、大国・アメリカの世界一を証明するために送り込まれたUSバッファローズが立ちふさがる。




























