西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ(渡瀬恒彦主演)のあらすじ一覧
敏腕警部が政治絡みの連続殺人事件の捜査で北海道・釧路に赴く。県議選に落選した竹田(坂口進也)が水死体で見つかる。竹田に届いた写真にツルの保護ボランティア・香織(床嶋佳子)と十津川警部(渡瀬恒彦)の元部下・持田(的場浩司)の姿が。十津川が保護区のある釧路を訪れた直後、ボランティア・横田(中納淳裕)が殺される。横田は竹田の依頼で香織を調べていた探偵・中本で、香織は竹田と議席を争った県議・北村(山崎銀之丞)の妻で選挙違反のため逃亡中だった。
四国を巡礼中の富豪が殺された事件を警部・十津川(渡瀬恒彦)が解決。 香川で会社会長の徳大寺(大木正司)が殺された。捜査の応援に駆けつけた十津川らは、巡礼の旅に同行していたという女性の行方を追う。そんな中、徳大寺の秘書だった君子(榎本加奈子)から電話が。事件当日、徳大寺と行動していた君子は、「犯人は徳大寺の甥(おい)の南条」だと証言。南条(内藤剛志)は徳大寺の唯一の身寄りで、全財産の相続人だった。が、南条のアリバイは彼の秘書・玲子(根本はるみ)が保証。南条は君子の人間性に問題があったと指摘する。
警視庁の名物警部がフランスで暗躍する密輸組織のトップを追う。 パリ・セーヌ河畔で、日本人の宝石ブローカー・戸川の射殺体が見つかった。パリ警察は警視庁・十津川警部(渡瀬恒彦)に協力を要請。やがて戸川が、十津川が6年前に検挙した巨大密輸組織と関係していると判明する。そんな中、戸川殺しの容疑者・国際手配犯302号(ボーフィルス・ジール)が日本へ。十津川らが追い詰めるが、今岡警視(鹿内孝)が射殺してしまう。
腕利きの警部が雪舟の掛け軸の贋作を発端とした殺人事件を暴く。何者かに殺された古美術商・川岸は「広中和也」と書き置きしていた。大学生の和也(高杉瑞穂)は、川岸に偽物の雪舟の掛け軸を10万円で売ったと告白。だが、掛け軸は現場から消えていた。和也と恋人・まなみ(国分佐智子)が岩手方面に向かったと知った警視庁の十津川警部(渡瀬恒彦)は、部下に尾行を命じる。2人が釜石で人捜しをする中、まなみが誘拐されてしまう。