新作公開映画まとめ（2020年公開）

吉野朔実のコミックを池田千尋監督が石井杏奈主演で実写映画化した青春ミステリー。奇妙な記憶喪失癖に悩む、東京に住む女子高生。ある日、韓国への修学旅行のためパスポート申請用の戸籍抄本を手にした彼女は、自分に“由（ゆかり）”という姉がいたことを知り、嘘をついて修学旅行をやめ、出生地の福岡県福岡市へ旅立つ。

2020年11月27日公開　　マイケル・モーパーゴの児童文学を「エイブのキッチンストーリー」のノア・シュナップ主演で映画化した人間ドラマ。ピレネー山脈の麓の小さな村に住み、生活の大半を羊飼いとして過ごす13歳の少年。ある日、彼はナチスの迫害から逃れてきたユダヤ人と出会い、ユダヤ人の子どもを秘密裏に安全なスペインへ逃がす計画を手伝う。

絵本作家ジュディス・カーの自伝的小説を「名もなきアフリカの地で」のカロリーヌ・リンク監督が映画化。1933年2月、新聞やラジオでヒトラーへの痛烈な批判を展開していた辛口演劇批評家の父親の身の危険を感じ、家族は密かに逃避行の準備を始める。9歳の少女を含めた全員が過酷な逃亡生活へと足を踏み入れていく。

フロントウイングの人気ゲーム「グリザイア」の狙撃手たちのエピソードを劇場アニメ化。SORDメンバーたちと共に海外合同合宿に参加するものの予定変更で脱走者を追う作戦に参加することとなったトーカ。任務に際し、彼女は両親との記憶や昔の友人との果たされることのなかった約束と巡り合い、脱走者の境遇に思いをはせる。

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King GnuのMVや、「PFFアワード2016」観客賞に輝いた「ヴァニタス」の内山拓也監督の青春映画。俳優を志して上京するが鳴かず飛ばずの日々を送り、27歳という年齢を迎えていた青年が高校の同級生と再会。その後、後輩に誘われ、ある舞台に出演する事になるが、そのとき話した記憶が現実とリンクし始める。

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2014年12月3日に打ち上げられ、小惑星リュウグウでサンプルを採取し、地球へ帰還中の探査機・はやぶさ2のドキュメンタリー。第1作の「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」と第3作の「HAYABUSA2〜REBORN」を組み合わせ再編集。はやぶさ2がどのように困難を乗り越え、数々のミッションを成功させたかが明らかに。

「私にも妻がいたらいいのに」のソル・ギョングとチョン・ドヨン再共演の人間ドラマ。監督はイ・ジョンオン。出演はキム・スジン、キム・ボミン、ユン・チャニョンほか。セウォル号沈没事故でこの世を去った息子の誕生日を迎える夫婦。父として役目を果たせず、家族に対し罪悪感を抱える夫が2年ぶりに韓国に戻ってくる。

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2019年のプチョン国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞したサスペンスミステリー。ある夜、ヨンフン(ソン・セビョク)の妻が何者かに殺害され、容疑者として逮捕されたのはヨンフンの親友だった。妻と親友は不倫関係にあったというが、半年後、親友の妻がヨンフンの元を訪れ、親友の無実を証明したいと言い出す。

松田美智子の小説を映画化した「完全なる飼育」シリーズの第9作。海外でも大きな成功を収めた女性演出家は、新作舞台の公演初日を2日後に控える中、彼女のサディスティックな演出についていけなくなった主演俳優が降板。代役のオーディションに一人の青年が現れ、彼女の“稽古”という名の容赦のない「飼育」が始まる。

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「血の婚礼」や「カルメン」、「サロメ」などの作品で知られる、スペインが世界に誇る巨匠カルロス・サウラ監督。そんな彼と長男アントニオを筆頭とした7人の子どもたちとの交流をつづったドキュメンタリー。大好きな絵を描き、写真を撮り、子どもたちと率直に語る。華やかな恋愛遍歴も含め、自由奔放な彼の姿が描かれる。

藤子・F・不二雄の「ドラえもん」を3DCGアニメ化した第2作。おばあちゃんに会いたくなったのび太は、タイムマシンで過去へ。そこで、おばあちゃんから「あんたのお嫁さんをひと目見たくなった」と言われたのび太は、未来の結婚式を見せようとする。しかし、しずかとの結婚式当日に新郎ののび太は逃げ出していた。

32歳の若さで命を絶った歌人・萩原慎一郎の歌集からヒントを得て、大庭功睦監督が映画化した人間ドラマ。厚生労働省で働き、激務の中で仕事への理想も失って無力な自分に思い悩む若手官僚。ある日、彼の元に非正規雇用が原因で自死したとされる人々のリストが持ち込まれ、その中にあった25歳で自死した青年に関心を抱く。

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ダチョウ倶楽部の寺門ジモンが映画監督に初挑戦した“焼肉”がテーマのヒューマンドラマ。女手ひとつで育ててくれた母が経営する焼肉店が、息子のある行動をきっかけに店を畳む。18年後、うだつがあがらないフリーライターとなった息子は、新しいグルメ情報サイトの立ち上げを任されるが、そこへ疎遠になっていた母が倒れたとの報せが入る。

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是枝裕和監督も才能にほれ込む新進気鋭の佐藤快磨監督が5年をかけて練り上げたオリジナル脚本を映画化した劇場デビュー作。秋田・男鹿市で暮らすたすく(仲野太賀)が娘の誕生を喜んでいる一方で、妻・ことね(吉岡里帆)は、父になる覚悟が見えないたすくにいら立っていた。そん中、地元の伝統行事「ナマハゲ」で事件が起こる。

映画「あのコの、トリコ。」の宮脇亮監督、池内博之主演のコメディー。売れない俳優、さえない中華レストラン店長、教員試験の万年浪人、ラブホテルオーナーの4人はかつて大学の映画研究会の仲間。4人は、20年前に作った映画のヒロインと再会し、彼女が欲しがる“ヤウンぺ”探しに奔走する。

「コン・エアー」などのサイモン・ウェスト監督のパニックアクション。火山学者のタオ(ワン・シュエチー)は、天火山と呼ばれる火山島の調査中に噴火に遭い、妻を失う。20年後、そこには実業家によって一大リゾートが建設されるが、タオはその危険性を訴える。その後、観測チームがマグマの不穏な動きを察知、タオも現地に向かう。

「第14回大阪アジアン映画祭」で「過ぎた春」というタイトルで上映されたバイ・シュエ監督の人間ドラマ。香港の高校に通う16歳の女子高生は、親友との北海道旅行を夢見て小遣い稼ぎをしていた。ある日、スマートフォンの密輸グループに巻き込まれ、簡単に金を稼げることを知った彼女は、密輸団に入り危険な裏の仕事に手を染める。

「散歩する惑星」や「さよなら、人類」で知られるスウェーデンの巨匠ロイ・アンダーソン監督の映像詩。この世に絶望し信じるものを失った牧師、戦禍に見舞われた街を上空から眺めるカップル、これから愛に出会う青年、陽気な音楽にあわせて踊るティーンエイジャーなど、時代も性別も年齢も異なる人々が織りなす悲喜劇を描く。

「第13回田辺・弁慶映画祭」で弁慶グランプリ、俳優賞、キネマイスター賞、観客賞などを受賞した芳賀俊、鈴木祥共同監督の人間ドラマ。結婚を控えた兄が他の女性と浮気している現場を目撃した女子高生。兄の行動にいら立ちつつも、兄の婚約者に不満を抱く彼女は兄の浮気相手と会い、自分でも予期せぬ事を提案してしまう。

エクトール・アンリ・マロ原作のフランス児童文学をアントワーヌ・ブロシエ監督が映画化。農村で優しい母と貧しいながらも幸せに暮らしていた11歳の少年が、長い間パリへ出稼ぎに出ていた義父により旅芸人の親方に売り飛ばされる。だが、彼は情の深い親方に歌の才能を見いだされ、犬や猿と親交を深めながら懸命に旅を続ける。

Netflixドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のノア・シュナップ主演の感動作。文化や宗教の違いから対立する家族に悩まされるイスラエル人の母とパレスチナ人の父を持つ少年。彼は世界各地の味を掛け合わせた料理を作るブラジル人シェフと出会い、自分にしか作れない料理で家族をひとつにしようと決意する。

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「ロビンソンの庭」などの山本政志監督の5年ぶりの長編となるハイテンションムービー。高台にある大豪邸を手放す原因を作った父親は、トラックに荷物を積み込むだけとなった部屋をやさぐれた表情で見渡していた。そんな父親にイラつきながら、娘がやけくそでツイッターにツイートしたことでとんでもない事態が起こる。

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手塚治虫の漫画を長男で映画監督の手塚眞が撮影監督にクリストファー・ドイルを迎え映画化。出演は稲垣吾郎、二階堂ふみ、渋川清彦、石橋静河、大谷亮介、渡辺えり、美波、片山萌美ほか。新宿駅の片隅でホームレスのような酔っ払った少女に出会った小説家。彼が彼女を家に連れ帰ると、新たな小説を創造する意欲がわき上がる。

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ウクライナ出身のセルゲイ・ロズニツァ監督が、スターリンによって行われた約90年前の裁判の記録映像を基に製作したドキュメンタリー。8人の有識者がクーデターを企てた疑いで裁判にかけられた。そのスターリンによって行われた裁判のフィルムを再構成し、権力がいかに人を欺き、群衆を扇動し、独裁政権を誕生させるかを描く。

ウクライナ出身のセルゲイ・ロズニツァ監督が、独裁者スターリンの国葬を記録したアーカイブ映像を基に製作したドキュメンタリー。リトアニアでスターリンの国葬を捉えた大量のアーカイブフィルムが発見される。その人類史上最大級の国葬の記録で、スターリンが生涯をかけて実現した社会主義国家の真の姿が明らかになる。

ドイツ人小説家・W.G.ゼーバルトの著書から着想を得て製作されたセルゲイ・ロズニツァ監督のドキュメンタリー。第二次世界大戦中にホロコーストでユダヤ人が虐殺された元強制収容所。その場所を観光するダークツーリズムを題材に戦後75年、現代に生きる人々が自らの過去にどのように触れるべきかを問う。

1974年12月に東京・銀座に設立され、2019年に創立45周年を迎えたレコーディングスタジオで、“CITY-POP”の総本山として再注目されている音響ハウスにスポットを当てたドキュメンタリー。有名ミュージシャンが楽曲の誕生秘話を語るほか、コラボ新曲「Melody-Go-Round」のレコーディングにも密着する。

中山七里の小説を綾野剛主演で映画化した犯罪サスペンス。監督は深川栄洋。共演は北川景子ほか。終末期の患者ばかりを襲う連続不審死事件が発生。捜査に乗り出すふたりの刑事が、依頼を受けて患者を安楽死させるドクター・デスと呼ばれる医者に辿り着く。だが、重度の腎臓病に苦しむ刑事のひとり娘が医者に依頼をしてしまう。

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桜木紫乃の直木賞受賞作を「銃2020」の武正晴監督が映画化したヒューマンドラマ。美大受験に失敗し、居心地の悪さを感じながら、家業であるラブホテルを手伝うことになった女性。甲斐性のない父に代わり半ば諦めるように継いだホテルにはさまざまな人々が集まってくるが、心中事件が起こり、ホテルはマスコミの標的になる。

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「第32回東京国際映画祭」で東京ジェムストーン賞を受賞した伊藤沙莉主演、山田佳奈監督の初長編デビュー作。とある雑居ビルにあるデリヘルの事務所でデリヘル嬢たちを世話する女性。ある日、若くてモデルのような体形のオンナが入店してくる。彼女は店の人気嬢ランクを変化させ、その不満が他のオンナたちに火をつける。

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「息もできない」や「あゝ、荒野」のヤン・イクチュン主演の人間ドラマ。自然豊かな韓国・済州島で生まれ育った詩人のテッキ(イクチュン)は、スランプに陥った上、妻が妊活を始めたことで人生に波風が立ち出す。乏精子症との診断が下り、詩も浮かばず思い悩むテッキだが、美青年との出会いをきっかけに、新しい詩の世界への扉が開く。

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タイで起こった洞窟遭難事故に立ち向かった遭難救助の専門家たちによる救出劇をトム・ウォーラー監督が映画化。2018年、少年サッカーチームの12人とコーチが豪雨でタイ・チェンライの洞窟に取り残される。一刻を争う救出活動は困難を極めたが、世界中から集まったケイブ・ダイバーによる少年たちの決死の救出が始まる。

2020年11月13日公開　　1999年から4年間放送されたアニメ「おジャ魔女どれみ」の放送開始20周年記念の劇場版。監督は佐藤順一と鎌谷悠。帰国子女の27歳の会社員、教員志望の22歳の大学生、20歳のフリーターを新たな主人公に、年齢や住む場所、抱える悩み、何もかも違う3人が、不思議なめぐり合わせで一緒に旅を繰り広げることになる。

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東出祐一郎＆橘公司原作の人気ライトノベル「デート・ア・ライブ」で、異色の存在感を誇る時崎狂三(CV:真田アサミ)のスピンオフアニメ2部作後編。緋衣響(CV：本渡楓)という協力者を得て、混沌とした戦場を軽やかに渡り歩く狂三は、思いがけず出会ったネコを追う。そして、知り得るはずもなかった真実にたどり着く。

「KUBO／クボ 二本の弦の秘密」などで知られるアニメーションスタジオ“スタジオ・ライカ”制作のストップモーションアニメ。自称“神話と怪獣研究の第一人者”が伝説の生き物を発見して自らの才能を世に示そうと旅に出る。彼は人類の遠い祖先である生きた化石＝ミッシング・リンクと遭遇し、伝説のシャングリラを目指す。

小松左京の原作「日本沈没」を湯浅政明監督がアニメ化し、Netflixで配信した「日本沈没2020」の劇場用再編集版。2020年、日本を突然の大地震が襲う。ごく普通の家族・武藤家の姉弟は一家4人で東京からの脱出を始めるが、刻々と沈みゆく日本列島は、容赦なく彼らを追い詰めていく。家族は生と死、出会いと別れの選択を極限状態で突きつけられる。

環境保護活動にも熱心な俳優・レオナルド・ディカプリオも製作総指揮に名を連ねる中、危機的な状況の海洋汚染を明らかにしていくドキュメンタリー。海、プランクトン、海洋生物、人体に多大な影響を及ぼすプラスチック問題に焦点を当て、デイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、バラク・オバマ元大統領らも出演する。

西加奈子のベストセラーを、「スティルライフオブメモリーズ」の矢崎仁司監督が映画化。出演はDISH//の北村匠海、小松菜奈、吉沢亮ほか。ハンサムで人気者の長男、異常なまでに彼を愛する容姿端麗で破天荒な妹、平凡な次男という家族が幸せに暮らしていたが、長男が交通事故に遭ったことで運命が大きく変わっていく。

TVドラマ、映画と人気の「人狼ゲーム」シリーズ第8作で、原作者である川上亮が脚本を担当した初監督作。主演は小越勇輝。ネット上での募集や拉致によって集められた参加者による命がけの人狼ゲーム。自分が家庭教師をしていた女子高生が巻き込まれ、現場で運営人として働く青年が内緒でアドバイスし、勝利に導こうとする。

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アメリカで大ヒットした「I can only imagine」を生み出したロックバンド・MercyMeのヴォーカル、バート・ミラードの半生と曲の誕生秘話を描くヒューマンドラマ。暴力的な父のもとで幼少期を過ごしていたが優しさを忘れなかったバート(J.マイケル・フィンレイ)。高校時代、歌の才能を見出された彼は父と離れ音楽の道に進む。

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ベストセラー作家・冲方丁がシリーズ構成を担当した人気SFロボットアニメシリーズの劇場先行上映版。マリスは総士と美羽に執着し、べノンは島を追い掛けプレッシャーをかける。アルヴィスは見えない航路を進み、次第に焦りを募らせる。各々が大義と大義をぶつけ合う命を懸けた戦いを続ける。

これまでに数多く舞台化や映画化された戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」の誕生秘話を、俳優として活躍するアレクシス・ミシャリク監督が映画化。2年近くもスランプ状態に陥っている詩人で劇作家の元に大物俳優の主演舞台を手がけるチャンスが舞い込む。一向に執筆が進まない彼は親友に替わって、親友の恋人に手紙を書く。

テレビ東京系で放送されているアニメ「パウ・パトロール」の劇場版。カーレース“アドベンチャーベイ・グランプリ”決勝戦の日、パウ・パトロールはマシンの整備をするピットクルーとなり、レース中のトラブルを解決。だが、そこにライバール市長とニャンパトロールが現れ、ズルい作戦を立てて邪魔をしようとする。

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中国の漫画家・アニメ監督のMTJJと寒木春華(HMCH)スタジが制作したアニメ映画の日本語吹き替え版。人間たちが自然を破壊したことで多くの妖精が居場所を失う中、黒ネコの妖精・シャオヘイ(CV:花澤香菜)も居場所を失くしていた。そんなシャオヘイに植物を自在に操る妖精が手を差し伸べ、人里から遠く離れた島に案内する。

第158回芥川賞を受賞した若竹千佐子の同名小説を「子供はわかってあげない」の沖田修一監督が映画化した人間ドラマ。身ひとつで上京し、同じ東北弁を話す夫と結婚。2人の子供を育て上げたが、突然夫に先立たれ、独りになった妻。ある日、彼女の前に同じ東北弁を話す、自分の心の声を具現化した“寂しさ”たちが現れる。

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岡崎京子の人気コミックを実写映画化したラブストーリー。“スクラップ＆ビルドのトーキョーに置いてきぼりを食ったような気分”の女子高生がお遣いの帰りに出会った男子にひと目ぼれし、それを“世紀の恋”とだと信じる。一方、受験を目前に控えた彼は突然学校を辞め、ハイになった勢いで危険な香りのする女の子と恋をする。

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TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美のエッセイを兼重淳監督が映画化した心温まる人間ドラマ。出演はV6の井ノ原快彦、関西ジャニーズJr.のユニット・なにわ男子の道枝駿佑ほか。長年連れ添った妻と別れることになった父と、彼を選んだ15歳の息子。父は高校生活となる3年間、息子に毎日お弁当を作る。

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内館牧子の長編小説を「嫌な女」で監督デビューした女優・黒木瞳が映画化。就職試験を立て続けに落ち、京大に合格した弟に対し卑屈になっていたフリーター。ある日、アルバイトでイベントの設営を終えて帰る途中、激しい雷雨に見舞われ気を失う。目覚めた彼女がいたのは紫式部が書いた“源氏物語”の世界だった。

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「ブルーに生まれついて」のロバート・バドロー監督とイーサン・ホークが再びタッグを組んだクライムスリラー。何をやってもうまくいかない悪党がアメリカに逃亡しようと銀行強盗を計画し、アメリカ人に扮装してストックホルムの銀行に押し入る。彼は3人を人質に取り、犯罪仲間を刑務所から釈放させることに成功する。

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「ピッチの上の女たち」のマックス・ブーブリルが主演のほか脚本も手がけた人間ドラマ。監督はアントニー・マルシアーノ。共演はアリス・イザーズ、マリック・ジディほか。13歳のときにビデオカメラを手にした少年。25年後、彼が家族や友人たちとの日々を収めた映像を編集していて、そのラストシーンを準備しようとする。