新型コロナウイルス感染拡大により、どこかもどかしい状況が続くアイドル業界。その中で、メンバーのグループ間での移籍や、グループ解散後に別のグループに加入するといった事例が目立っている。数年前から珍しいことではなかったが、最近になりAKB48やハロー!プロジェクトといったメジャーグループの元メンバーが、卒業後に他のアイドルグループに加入するという例も相次いでいる。
元ハロプロメンバーまさかの復帰にファン歓喜
ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルム(スマイレージ)に所属していた福田花音は、2020年1月にアップフロントプロモーションとの契約を終了し、3月に巫まろ名義で、大森靖子がプロデュースするZOCに加入。アイドルファンなら誰もが知るビッグネームによる突然の加入&改名発表にTwitter上では「マジかよ」と驚きの声が相次ぎ、その投稿には2.6万件の“いいね”が。また、「またアイドル姿が見れるとは」と歓喜する旧来からのファンのコメントも数多く見られた。
さらに、同じくハロプロのカントリー・ガールズに所属していた島村嬉唄が、1月7日に新グループ・きゅるりんってしてみてに加入することが発表。
カントリー・ガールズは、元Berryz工房の嗣永桃子が率いるグループとして2014年に誕生。当時14歳の島村は、メジャーデビューシングル「愛おしくってごめんね」でセンターに抜擢。その透明感のあるルックスで人気を集め、“うたちゃん”の愛称で親しまれていた。しかし、シングル発売から約3か月で突然グループを卒業し、事実上の芸能界引退状態となっていた。
卒業以来、個人のInstagram以外では公に姿を見せていなかった“幻のエース”の突然の復帰に、またもTwitter上では「まさかのアイドル復活!」「嘘でしょ」「やばいやばい」と歓喜の声で大きな盛り上がりに。
島村は今回の復帰に際しTwitterで「いろんな意見があると思いますが温かく見守ってくれたらうれしいです」「みんな、ただいまっ」とファンに向けて投稿していた。