「会いてぇなぁ…」吉沢亮“篤太夫”の熱い涙と乱れ髪に反響!放送再開をトレンド世界一で飾る<青天を衝け>
吉沢亮が主演を務める大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第24回「パリの御一新」が8月15日に放送された。3週の休止を挟み久しぶりの放送となったこの回は、日本の大転換期をパリに滞在中の篤太夫(吉沢)が手紙で知る、という展開。ゆかりある人々からの手紙に時には笑顔を見せ、時には涙する篤太夫の姿が視聴者の感動を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)
第24回は、民部公子こと昭武(板垣李光人)の随行員としてパリに滞在中の篤太夫の目線で描かれた。
日本では、慶喜(草なぎ剛)が大政奉還を行った後、鳥羽・伏見の戦いが勃発。慶喜がごく少数の関係者とともに船で江戸へと舞い戻る、という激動の時期だが、パリにいる篤太夫は、時折届く幕府からの書簡で、ことの顛末を断片的に知ることしかできない。篤太夫はもどかしさを募らせていた。
一方で、身近な人々の近況を伝える書簡に目を細める場面も。見立て養子に指名した平九郎(岡田健史)からは「お戻りになられるまで文武に励みたいと思います」というはつらつとした手紙を、惇忠(田辺誠一)からは長七郎(満島真之介)が罪をゆるされ牢を出た、という知らせを受け取った。
母・ゑい(和久井映見)からは娘のうたの近況を聞き、思わず笑顔に。妻・千代(橋本愛)の手紙を手に取ると「お千代の字だい」と嬉しそうに読み始めた。
だが、千代は洋装の篤太夫に「あまりにあさましく、見るのもつらきこと」「どうか以前のような勇ましいお姿に…」と辛らつ。相変わらずの芯の強さがうかがえる文面に、篤太夫は嬉しいやら悲しいやら…。恋しさを募らせ、髪をかきむしって「会いてぇなぁ…」と涙ぐんだ。