シングルを出すことも当たり前ではないと感じました(向井地)
――総勢98人によるダンスシーンが圧巻のMVも印象的。
岡田:もう手応えありって感じ。すごくいい作品になってる。みんな自信を持って踊っているのが伝わってきました。
向井地:学校での撮影がすごく久しぶりな感じがしました。ラスト前のなぁちゃん(岡田)の全速力はすごく良くて…あれは名シーンだと思います。
本田:MV自体も“青春”という雰囲気ですが、準備段階から青春を感じていて。つらいときも声を掛け合って、みんなで一つのものに向かって頑張っていくのが部活みたいで楽しかったです。
向井地:学生の方は自分たちを重ねて、卒業された方は懐かしい気持ちになってくれるとうれしいです。
――新曲は1年半ぶり、姉妹グループのメンバーが入らないAKB48単独としてのシングルは10年9カ月ぶりなんですよね。
岡田:そう考えると感慨深いです。今までとちょっと違う、みんなの本気が詰まっています。
向井地:その間にコロナ禍での緊急事態宣言があったりして、普段の活動もなかなかできず、シングルを出すことも本当に当たり前ではないということを改めて感じた1年半でした。
本田:私はAKB48として活動するのは2年半ぶりということもあって、選抜メンバーに選ばれたのがとてもうれしかったです。AKB48に加入した当時は、まさか自分が韓国でアイドル活動するとも思っていなかったし、AKB48でも選抜メンバーとして音楽番組に出られるなんて考えてもいなかったので。想像もできなかったことがかなえられた、すごく意味のあった2年半だったなと思います。