HKT48にとって約3年ぶりとなるライブツアー「HKT48 LIVE TOUR 2022 ～Under the Spotlight～」が、4月8日に神奈川・横須賀芸術劇場大劇場で開幕した。
2019年7月から10月に開催した九州ツアー以来3年ぶりのツアーで、横須賀芸術劇場での開催は2017年4月9日以来5年ぶりとなる同公演。石橋颯、市村愛里、運上弘菜、川平聖、神志那結衣、後藤陽菜乃、堺萌香、坂口理子、坂本愛玲菜、坂本りの、石安伊、武田智加、竹本くるみ、地頭江音々、豊永阿紀、馬場彩華、渕上舞、松岡菜摘、松岡はな、松本日向、村川緋杏、本村碧唯、矢吹奈子、山内祐奈、山下エミリー、渡部愛加里の26人が出演。田中美久は体調不良のため不参加となった。
48グループ以外の楽曲カバーに挑戦
昼公演は、指原莉乃がHKT48楽曲で初めてセンターを務めた「Make noise」で幕開け。HKT48のツアーは4年ぶりとなる矢吹が、最初に一人でモニター上のステージに登場すると、会場のボルテージは一気に上がる。
その後、他のメンバーたちもモニターの紹介付きでステージに上がり、2021年12月1日発売の2ndアルバム『アウトスタンディング』に収録されている「突然Do love me!」「意志」と続けて熱唱。また、同じく『アウトスタンディング』収録曲の「あっけない粉雪」「HAKATA吸血鬼」「全然 変わらない」を初披露するなど、“今”のHKT48を見せる。
中盤では、矢吹が「2018年の橋」をこれまでのHKT48の映像に囲まれながら一人で歌い上げる場面も。これは、2017年発売の1stアルバム『092』に収録され、卒業した指原、兒玉遥、宮脇咲良、朝長美桜と歌った楽曲。グループの歴史を感じさせる曲を織り交ぜたセットリストでファンを喜ばせた。
また、2021年にHKT48が10周年を迎え、さらなる飛躍を目指すために、48グループ以外のアーティスト楽曲をカバーするコーナーも。この日は、堺、坂本りの、石、竹本、村川、渡部による「かわE」(ヤバイTシャツ屋さん)など3組がそれぞれパフォーマンス。「レッスンを重ねてきた」という成果を披露した。
NGT48とのコラボパフォーマンスも実現
さらに、今回のツアーでは各公演にゲストコーナーが設けられており、各公演にスペシャルゲストが登場。大画面に各48グループのロゴが映し出されるとルーレットのように動き、この日はNGT48が点滅。NGT48の安藤千伽奈、大塚七海、小越春花、佐藤海里、奈良未遥、西潟茉莉奈、藤崎未夢、古舘葵の8人が登場し、「ポンコツな君が好きだ」を熱唱。そして、代表曲でもある「Maxとき315号」はHKT48メンバーとのコラボレーションでパフォーマンスした。
後半は、HKT48ライブではおなじみのメドレーコーナー。ライブで人気のアップチューン11曲をノンストップで披露。11面用意された大型モニターによる迫力ある演出も加わり、HKT48らしい圧巻のパフォーマンスでツアー最初の公演は大盛況のうちに幕を閉じた。
ライブツアー「HKT48 LIVE TOUR 2022 ～Under the Spotlight～」は、この日の昼夜公演の他、4月10日(日)に東京・LINE CUBE SHIBUYA、5月1日(日)に愛知県芸術劇場大ホール、5月7日(土)熊本城ホール メインホールと、4カ所8公演で行われる。
