9月30日より劇場版が3週間限定で全国ロードショー中のアニメ「四畳半タイムマシンブルース」の公開記念舞台あいさつが10月2日に都内で行われ、「私」役の浅沼晋太郎、明石さん役の坂本真綾、小津役の吉野裕行、夏目真悟監督が登壇。収録時のエピソードなどを語った。
映画「四畳半タイムマシンブルース」とは
同作は、TVアニメ化された森見登美彦の小説「四畳半神話大系」と、舞台で4度にわたり公演され実写映画化もされた上田誠による戯曲「サマータイムマシン・ブルース」の“悪魔的融合”で誕生した森見による小説「四畳半タイムマシンブルース」のアニメ化作品。灼熱(しゃくねつ)の京都・左京区にある「下鴨幽水荘」を舞台に、突如出現したタイムマシンで昨日と今日を行き来し、右往左往するさまを描く。
3週間限定の劇場公開の他、ディズニーの公式動画配信サービス「ディズニープラス」では、毎週水曜に独占配信されており、第4話は10月5日に、第5話と配信オリジナルエピソードの第6話は10月12日に同時配信される予定だ。
浅沼「私」役のこだわり
自身が演じる「私」について、浅沼は「四畳半シリーズは、僕の舌が取れるんじゃないか、肺が爆発するんじゃないかというような(早口の)ナレーションで、人の何倍かはしゃべっていると思います。でも明石さんとしゃべる時の『私』は、息遣いや何かを言い出そうとする時の呼吸の仕方に気を使いました。何度もやり直したりして。そこを見ていただければ、『私』の面倒くささとか、こじれている部分を感じていただけると思います」と“早口セリフ”とは全く違った難しさがあったことを明かした。
また、「私」と小津の関係について浅沼は「この二人は憎まれ口をたたきながらも、いつもわちゃわちゃしているのが感じられて。仲良し感が出ていて好きですね」と回顧。それに対し、吉野は小津に扮(ふん)して「おじゃる」と同意し、息がぴったりな二人に会場は笑いに包まれた。
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