発売中の「月刊ザテレビジョン7月号」掲載の連載「草なぎ剛のお気楽大好き!Vol.293」では、5月に入り、映画の撮影秘話や、どう五月病を乗り越えるかなどリフレッシュ方法や、自分の中で今話題になっていることを語ってくれた。
「太陽の光を浴びることから始まります」
僕の一日は、まず太陽の光を浴びることから始まります。両手いっぱいに広げて、手のひらを太陽に向けてパンツ一丁で日を浴びる。部屋の中で、それも2、3分のことだけど違うんですよ。睡眠の質が上がるみたい。骨にもいいっていうよね。意識して1年くらい前からこの健康法を実践してるんだけど、この1年、元気でいられるってことは僕に合ってるんだと思う。睡眠時間がかなり短い日も続いたけど、朝だけじゃなく、空き時間には外に出て日を浴びていたからか、よく眠れていた。だからドラマ「罠の戦争」('23年フジテレビ系)も、映画「碁盤斬り」('24年公開予定)の撮影も乗り切れたんだと思う。
もし五月病かなと思うなら、私は4月にいい仕事したんだって
よく“五月病”っていうじゃないですか。新しい生活になった4月に頑張り過ぎちゃったせいか、5月に入って何となく体調が悪いという。確かに疲れってくるよね。“罠”やって、その後すぐ京都で“碁盤”の撮影があって、レギュラー番組もあって、大阪にも行って。売れてるアイドルみたいな感じでさ。アイドルだけど。新人アイドルにも負けてないよ。48ちゃいのオジチャンは(笑)。でも映画の撮影が終わってすぐには体がちょっと動かなかった。
それって当たり前のことだから。それだけ集中してエネルギー使っているんだなと思って。逆にポジティブに考えて「僕はいい仕事したんだな!」と思うわけ。だから皆さんも思った方がいいよ。もし五月病かなと思うなら、私は4月にいい仕事したんだって。そう思いながら好きな入浴剤とかを買ってきて、ほわ~っと風呂に漬かるわけですよ。4月のことを思い出しながら。僕だったら「罠の戦争」と「碁盤斬り」の撮影の日々を思い出しながら。こだわりの塩があってね。サボンの塩とオイルが混ざってるような、すごくいい香りがするのが僕はお気に入りで。肌に塗るとスベスベになるので、塩もみじゃないけど塗って、お湯に漬かって、ほわ~っとなって、それを何度も繰り返すうちに、だんだん疲れが取れる。舞台中もよくやっていたんだけど、風呂が好きだから、コンブじゃないけど一回体が伸びるっていうか、ふわ~っとなってリセットされるんだろうね。それが僕のリフレッシュ法。