10月19日(木)スタートの木曜ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(毎週木曜夜9:00~9:54、テレビ朝日系)の制作発表記者会見が、10月15日に都内で行われ、主演の菅野美穂に加え、鈴鹿央士、木戸大聖、宮澤エマ、白山乃愛、志田未来、吉瀬美智子、松岡茉優、田中哲司、三田佳子が登壇した。
同ドラマは、2023年の「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」に輝いた入江喜和氏の「ゆりあ先生の赤い糸」(講談社)が原作。菅野が、夫の介護、愛人との同居、嫁姑問題などを痛快に乗り越える“主婦ヒロイン”・伊沢ゆりあを演じる。
菅野美穂「見上げた女性だなと思いながら演じています」
冒頭、菅野は自身が演じる役柄について「旦那さんのオムツも変え、愛人の子どものオムツまで変えるというのは、よっぽどの人だな、見上げた女性だなと思いながら演じています」と語った。
また、ゆりあの夫・吾良(田中)の恋人・稟久を演じる鈴鹿は「稟久くんは、説明ではクールと書かれているんですけど、僕の感覚ではちょっと閉ざしているような人。人との距離感や向き合い方がすごく閉じている人で、第1話では謎めいた感じで出てくると思います」と話した。
続けて、“現場の雰囲気やエピソードは?”という質問に対して菅野は「三田佳子さんはじめ、皆さん気を遣ってくださる方ばかりで現場はほのぼのしています。そして松岡茉優さんがいらっしゃる日は、男性スタッフの喜びもにじみ出ていて、ジョークもいつもより多めな気がしています(笑)」と語り、一方の松岡は「子どもたちという二人の天使がおりますので、その天使を中心に撮影していると思っていたのですが…恐縮です。でも、確かに親父ギャグが多いな、とは思っておりました(笑)」と返答。
田中哲司「唯一の楽しみが心霊系YouTubeを見ること」
続いて、“突然、自分の人生がガラッと変わった事件や出来事”について聞かれると、三田は「“孫を授かったこと”」と回答し、田中も「子どもが生まれたことが一番大きかったです。ちなみに、子どもたちを寝かしつけた後、唯一の楽しみが心霊系YouTubeを見ること。夜長ひとりでお酒を飲みながら見て、震えています」と明かし、会場を笑わせた。
さらに、吉瀬は「“ショートカットにしたこと”。私はロングヘアだと気づかれないことも多いですし、ショートカットにしてなかったら今、テレビに出ているかどうか…(笑)。そのくらい、ロングにすると不評なんですよね」とコメント。
記者からの質問では、“愛してやまないもの”について、志田は「最近はサウナですね。良いリフレッシュになるので大好きです。ただ、身体が乾燥するので、ちょっと控えるようにしています」と明かし、宮澤は「働いて帰って来てからの一杯のお酒を、すごく愛してやまないです(笑)」と語った。
木戸は「小さい頃からフィギュアを集めるのが大好きなんです」と自信の趣味を明かし、白山は「セバスチャン(劇中に登場するインコ)です。なでる時に手のひらを出すと、“なでて!”という感じで首を出してくれるんです。なでてあげたら、ツンツンしてきたりして…それがかわいいです」とエピソードを話し、会場を和ませた。
最後に、菅野が「尊敬できる俳優の皆さんと、毎日コツコツと丁寧に撮影しております。令和の“いびつで、でもどこかほっとできるような温かいホームドラマ”です。見てくださった方に、何か心に残るものを届けられたらと頑張って撮影しております。よろしくお願いします」とあいさつし、会見は終了した。
木曜ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」は10月19日(木)スタート。