尾上松也、大親友・城田優とのキャンドル作りは「何一つ気を遣わず...」<「松也Pの○○○」>
尾上松也が企画会議から参加し、ゲストと“やりたいこと”を実現するBS松竹東急 (全国無料放送・BS260ch) のドキュメントバラエティ「松也Pの○○○」(毎週火夜10:30-)。12月5日(火)、19日(火)の放送回では松也の親友でもある城田優をゲストに迎え、オリジナルキャンドル作りに挑戦する。WEBザテレビジョンでは、10月に東京タワーで開催された「TOKYO TOWER CANDLE DAYS」にてスペシャルトークショーを行った松也と城田の二人にインタビューを実施。本放送回の見どころを語ってもらった。
尾上松也「僕がやりたいことは、城田優がやりたいことという認識でやっている」(笑)
――城田さんを迎えての収録はいかがでしたか。
松也 彼がキャンドルを好きというのは知っていたので、キャンドル関係の仕事を一緒にしたいなとはずっと思っていました。男性でキャンドルが好きだという人は周りにあまりいないんですよね。だから今回、一緒にキャンドルを作れたことはうれしかったです。番組は、ゲストの方がやりたいことを一緒にやっていくというコンセプトなんですが、城田さんにはただ僕がやりたいことに付き合っていただいて、大変光栄でした(笑)。
城田 たしかに僕は昔からキャンドルが好きで、家にもたくさん置いてあります。ただ、彼ほどではない。彼は気が付いたら日本キャンドル協会の理事になっていましたから(笑)。この番組に呼んでいただけることになって、特にアンケートとかもなかったんですよね。本来は何をやりたいのか聞かれるらしいんですけど、僕はそのコンセプトも知らずに「今日はキャンドルを作ります」と言われて。嫌じゃないんだけど、行ってみたいところとかも色々あったのに、聞いてもらえませんでした(笑)。ただ、素晴らしいキャンドルはできたので結果オーライかなというところです。
松也 僕がやりたいことは城田優がやりたいこと、という認識のもとやっています。
城田 もうジャイアンの発想ですよ。でも同じ学校の先輩なので逆らえない(笑)。
――今回の収録でキャンドルに対しての新たな発見はありましたか。
松也 こんなに大きなキャンドルは、本来であればもっと色々と勉強してから挑むようなレベルものなので、作ったことがありませんでした。中身の見えない大きい筒で作るので、完成形をイメージすることは難しいですけど、僕に関してはイメージ通りにできたな、というところがあります。
――筒を開けて完成形を見ても、あまり驚かなかったということでしょうか。
松也 いやいや、とても驚きました。なぜかと言うと、イメージ通りだったから(笑)。「俺、すごくない!?」という。
――さすがです(笑)。城田さんはいかがですか。
城田 やっぱりキャンドルに限らず物作りは楽しいです。我々は二人とも0から物をつくることとか1を100にするみたいなことが好きなタイプなので、何かを作ることはシリーズ化してもいいんじゃないかなと思います。キャンドルだったり、陶芸だったり、3Dプリンターで何かを作るのも面白そうです。
キャンドルも、舞台も、バラエティーもエンターテイメントのひとつ
――松也さんは、バラエティ番組に対してどんな思いがありますか。
松也 様々な番組に楽しく出演させていただいています。城田さんもそうですけど、「見ていただく方に楽しんでいただくこと」が根本的に好きです。キャンドルも、舞台も映画もドラマも、バラエティもエンターテイメントの一つですから、いろんなジャンルで、自分のエンターテイメント性を発揮することが大切だと思っています。
――最後に、放送を楽しみにしている方に向けて本放送回の見どころを教えてください。
城田 僕は松也さんの自由な進行にツッコミを入れたりしながら、自分なりにカバーしようとしていたんですけど、しきれなかったので、どんな仕上がりになっているか分かりません(笑)。けど、これがいつもの二人の空気なのかなとも思うので、普段通りを感じていただければなと思います。内容やクオリティにはあまり期待しないでください(笑)。
松也 通常の収録ですと、普段あまり関わりの少ないゲストの方も多いので、とにかく楽しんでいただけるようにという気遣いがあるのですが、今回の城田さんに関しては何一つ気を遣わずにリラックスしていました。
城田 つかえよ(笑)。
松也 ナレーションをご担当くださっているよゐこ・有野晋哉さんに頼りっきりで、作っている最中は無言でやらせていただいています(笑)。この名作のキャンドルが誕生した瞬間をぜひ目撃してください。
◆取材・文=山田健史