浜辺美波、映画「サイレントラブ」で“目が不自由な音大生”という難役に挑戦「目線の位置に苦労した」場面写真も公開
浜辺美波「ピアノは練習したのでぜひ見てください」
浜辺にとってもう一つの難関だったピアノ演奏シーンについて、「経験がなかったので、最初は小指が立ってしまったり、扱い方が分からない所から始めて…」と苦労を明かした。そして、自身でも電子ピアノを購入して練習したという浜辺。撮影については「両手で違う動きをするのが苦手で、すごく難しかったのと、どれだけ練習しても本番は役柄的に鍵盤を見てはいけないので。見れたらもっと上手く弾けるのになー!って悔しさはありました(笑)」と語った。
また美夏に対しては、「すごく人間らしいなと思います。精神的に不安定な時に人に厳しかったり、執着心みたいなものがあったり、人間らしくて、そんないびつさが愛されたり共感してもらえたらいいなと思いながら演じていました」と表現した。
ストイックに役と向き合い続けた浜辺について、内田監督は「明るくていつも笑顔の方ですが、あの明るさの裏側に、僕たちにはわからない真逆の静けさのような一面があるのではないかと、ドキドキさせてくれる。美夏は夢を諦めるか持ち続けるか、その間を揺れるという難しい役どころでしたが、そんな彼女の性質がぴったりはまったのだと思います」と絶賛。
そして浜辺は本作について、「凄く不器用な人たちの人間模様が描かれていると思いますので、美夏や蒼の心の奥の表情を読み取ってい頂ければさらに楽しんで頂けるかと思います。ピアノは練習したのでぜひ見てください」と自信を覗かせた。