「学業も絶対ちゃんとやる」って自分で決めていました
――前編でお願いしたアドリブシーンで、ご自身の受験エピソードをお話されていましたが、もう少し詳しく教えてください。
僕はずっと「芸能活動をやりたい」と、親に自分からお願いして、今までもずっとやらせてもらっていました。芸能活動ってやっぱり波があって、親を安心させることは難しいので、親が1番安心できることもちゃんとやりたいと思って、「学業も絶対ちゃんとやる」って自分で決めていました。
僕は兵庫県に住んでいて、週末は東京、平日は大阪までダンスレッスンやお仕事をしに行くという生活をしていました。だから、電車や新幹線の中でしか勉強ができない状態だったんです。でも絶対偏差値の高い学校に行って親を安心させたいと、勉強はずっと頑張っていましたね。
――今回は「癒し」もテーマですが、NAOYAさんにとっての“癒し”はなんですか?
やっぱり実家の犬ですね。犬を見守れるカメラが実家に置いてあるので、今もそれを遠隔で見て癒されています。あと甥っ子がいるんですけど、甥っ子が犬と遊んでる姿を見ると「かわいいなぁ〜」と笑顔になります。
――NAOYAさんのお話を聞いていると、ファンのみなさんやご両親など「誰かのため」という気持ちが大きいように思いますが、いかがですか。
本当にそうだと思います。自分自身も“他人軸”で行き過ぎているのではないか…と感じて、“自分軸”で生きていこうと最近頑張っているところです。でも、家族だったり友だちだったり、本当に周りの環境にすごく恵まれているので、そこはずっと大切にしていきたいと思っています。
新しいことに挑戦するときに不安を感じたら「不安な自分を認めてあげる」
――今回初めての演技に挑戦していただきましたが、NAOYAさんが新しいことに挑戦するときに気をつけていることや自分なりのルーティーンなどがありましたら教えてください。
新しいことに挑戦するときは、不安になってしまうのは仕方ないと思うんです。その不安を消そうと頑張ったら、余計不安って大きくなっていくと思うので、不安を消し去ろうとするのではなくて、その不安な自分を認めてあげるようにしています。不安を認めると「じゃあ、何をしたらいいんだろう」みたいな感じで、次の行動を探すことができるので、そこを心がけています。
――「不安な自分を認めて、次の行動を探す」という考え方になったのは、何かきっかけがあったのですか?
僕は、いろいろ考え過ぎちゃう性格で、多分人より悩むことが多かったと思います。だから「どうやったら解決できるだろう」と、いろいろ調べて試していく中で、その考え方が自分に合っていると思ったんです。デビューしてからもいつもいろいろ考えながら、自分にとってよりよい答えを探しています。
◆取材・文=綱島深雪
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