大学生役も、距離感の近いお芝居も何だか緊張しました(宮澤)
――クランクインはどのシーンからだったのでしょうか?
矢本:初日は僕と宮澤さんを含め、石原さん、亀梨さん、田中さんの5人で大学時代のシーンから撮影しました。僕はさとみさん以外初対面で、お互いの持ち味も、芝居の間やリズムも分からない状態でスタートしたので、正直心配でした。
宮澤:私も、矢本くんと同じ理由ですごく不安でした。誰とも共演したことがなく、ほぼ初めましての状態で、5人でドライブするシーンを撮影したんです。車内でAKB48さんの歌をみんなでアカペラで歌ったんですが、自分が大学生役をやっていることも心配でしたし、距離感の近いお芝居をすることにも何だか緊張しましたね(笑)。
――ほぼ初対面で初日から仲の良いシーンは難しそうですね。
矢本:逆に言えば、俳優としては燃えますよね。簡単なシーンからではなく、あえて難しいシーンから撮影するということは、製作陣からの「できますよね? 皆さんなら!」という僕らへの信頼だなと。ある意味では、挑戦状ですね! 「負けねーぞ!」と思いながら撮影していました(笑)。
――公式SNSで配信されている動画では、5人がすごく楽しそうに撮影されているように見えました。そこから仲が深まったきっかけを教えてください。
矢本:(田中)みな実さんのおかげです。バラエティーにもたくさん出られていますし、初対面同士の会話を回すことも、つなげることも本当に上手な方。そんなみな実さんがいたからこそ、僕らは撮影も楽しく過ごすことができましたし、より仲良くなれたんだと思います。
宮澤:確かに。MCみたいな立場で、率先して会話を回してくれてすごく助かりました。
――田中さんをきっかけに、どんどん仲を深めていたのですね。
宮澤:そうですね。そして、みな実ちゃんもさとみちゃんも私も、性格が似ているといいますか。種類は違うけれど、ドライな性格をしていることもあり「あまり壁を作ってもしょうがないよね」という感じだったので、初日からたくさんお話しできました。