亀梨和也、過酷な運命を背負う“殺人犯の弟”役に!「初めての角度の仕事に期待」
KAT-TUN・亀梨和也が主演を務めるドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」(放送日時未定)が、テレビ東京ほかで放送されることが分かった。
本作は、発行部数240万部を超え、映画化や舞台化もされている東野圭吾の代表作「手紙」をドラマ化。
強盗殺人犯の弟という運命を背負った青年が、周囲の差別や偏見に苦しみながらも、やがて自分の家族を持つまでの軌跡を兄弟の手紙を通して描く。
原作小説が刊行された2003年当時より、情報の拡散力が上がったデジタル社会の現代。
今回のドラマでは、獄中の兄から届く手書きの手紙と、SNSで簡単につながってしまう社会との対比を取り入れて、現代版としてアレンジした社会派エンターテインメント作品となる。
テレ東ドラマ初出演にして初主演を務める亀梨は、犯罪者の兄を持つ武島直貴役として、自身が今までに演じたことのない役どころに挑戦する。
亀梨和也コメント
――「手紙」のドラマ化及び、主演のお話を聞いたときの感想を教えてください。
テレビ東京のドラマ、東野圭吾さんの作品、どちらの出演も僕にとっては初めてなので、本当にワクワクしています。初めての角度でお仕事ができることに、いろいろな期待を持ちました。
―― 犯罪加害者の家族の役作りや心掛けていることはありますか?
役作りに関しては、あまり用意し過ぎない方がいいかなと思っています。まずは監督の指揮にしっかり反応できるようにいられたら。その中で、目の前で起きている事、感情、そういうものに敏感でいたいなと思います。
そしてそれを自分がどう捉え、表現できるかということを大事にしたいです。撮影中は何かに悶々とする時間になると思うので、それを抱えられる自分でいたいと思っています。
――亀梨さんが考える武島直貴の人物像は?
事件の当事者なのか何なのか...とても難しい立ち位置にいる人物ですよね。決してスポットライトを浴びるようなキャラクターではない。
そこがこの作品が持っている魅力であり、メッセージなのだと思いますが、僕自身、その難しさ、もどかしさにハマっていけたらと思っています。
――視聴者へのメッセージをお願いします。
ドラマの時代設定は原作よりも現代的に、2018年の今の時代に沿った内容になっています。
誰もが直貴の兄・剛志のような加害者になり、そして被害者になりうる要素を持っている。それも、無意識のうちに…。
この作品の出来事以外にも、どんなささいなシチュエーションでもそうなり得る時代だからこそ、このドラマを通して、視聴者の皆さんに何かを感じてもらえれば、そんな作品にできればと思っています。
放送日時未定
テレビ東京ほかで放送
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