沢口靖子「皆さんに作っていただいた榊マリコ」“科捜研”メンバーが公開セミナーに登壇
内藤「皆さんが作ってくれた関係」
また、マリコと土門刑事の抜群のコンビネーションについての話題で、沢口は「普段、内藤さんと関係性の話はあまりしていません。個人的には同じ大阪出身で、内藤さんの飾らない気さくな性格に甘えさせていただいています。それをベースにマリコと土門の関係があるのですが、二人は事件に向き合う正義感と使命感が似ていると思います。恋愛のちょっと手前の、信頼と尊敬の強い絆で結ばれている関係でやらせていただいています」とコメント。
一方で、内藤は「土門とマリコで“ドモマリ”とも言われておりますが、初めて土門が登場した時は科学と刑事の勘と経験値が対立関係にあったんです。でも『科捜研の女』ですから、いつも刑事が負ける(笑)。それを繰り返しているうちにチームになってきたんです。それは見てくださると皆さんが作ってくれた関係でもあると思います」と、二人の恋愛には発展しない信頼関係をそれぞれが語る一幕も。
20年間続いてきたチームワークについて聞かれた沢口は「最年長の斉藤暁さんを筆頭に風間トオルさん、私、ぐっと年齢が下がって山本ひかるちゃん、渡部秀君と本当にアットホームなメンバーです。若村麻由美さんがお菓子を届けにきてくださるんですが、毎回どんなふうに配ろうかと工夫してくださっています(笑)」と、現場の雰囲気を思い出したのかにっこりと笑って話す。
また、内藤も「僕は今までレギュラーとして出てくれた方、全員がファミリーだと思っています。土門の妹役の加藤貴子さんなどもきっとどこかで生きているんだと。この4月からの通年放送で懐かしい人も出てくるんじゃないかと望んでいます。全員がファミリー、全体が大きな“科捜研”だと」と長きにわたる一体感を強調し、会場からも温かい拍手が湧き上がった。
「科捜研の女」が20周年、テレビ朝日が開局60周年、そして1984年デビューの沢口は今年で芸能生活35周年を迎えるなど、大きな節目の年に始まる「科捜研の女」の19シーズンは、テレビ朝日開局60周年記念として2019年4月から2020年3月までの1年間にわたり放送される。
2019年4月スタート
テレビ朝日系で放送
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