野沢雅子、変わらぬ声の秘密は能天気さにあり?「朝起きてすぐに“かめはめ波”が撃てます!」
目玉おやじは、鬼太郎が年を取った姿という設定で演じています(笑)
──そういえば、声優の神谷明さんは、「われわれが歩く道の先を、常に野沢雅子さんが歩いている。いつもパワーをもらっています」とお話しされていたそうです。
いえいえ、私は、皆さんを引っ張っているだとか、先頭を切ってやっているとか、そんな大それたことは一度も思ったことはないですよ。ただ、「マコさんが現役でやっているから、私たちも頑張れる」と思ってくれる方もいらっしゃるみたいで、それは本当にありがたいなと思います。
でも、キザな言い方になっちゃいますけど、私は本当に“声が出なくなる”という状況が想像できないんですよね。大きい声を出そうと思ったら、自然と「ダーッ!」って出ちゃうから…何なのかしら?(笑) 生まれたときからそうなんですよ。能天気な性格が功を奏したのかもしれませんね(笑)。
──先ごろ、「Newsweek日本版」(2019年4.30/5.7合併号)の「世界が尊敬する日本人100」のArtists Entertainers(創造力で魅了するアーティストたち)の1人にも選出されましたが、それもむべなるかな、ですね。
「えーっ!? それは初耳です。“世界が尊敬する”なんて、そんな…。私、誰かから尊敬されるに値するような人間じゃないですから(笑)。でも、選んでいただいてとても幸せです。私としては、ごくごく普通に生きているだけなんですけど、そんな風に認めていただけると、(この仕事を)やってきてよかったなって思いますよね。
──ところで、野沢さんは現在放送中の「ゲゲゲの鬼太郎 第6シリーズ」(フジテレビ系)で、目玉おやじを演じられています。かつて鬼太郎を演じていたこともある野沢さんですが、時代を超えて“親子”を演じるにあたって、どんな心境で臨まれているのでしょうか。
私が鬼太郎の役をやっていた頃から、もうずいぶん経っているじゃないですか。だから、自分の中では「鬼太郎が年を取って目玉おやじになったんだ」という設定で演じています(笑)。でも、目玉おやじがかっこいい男の人になったとき(第14話「まくら返しと幻の夢」2018年7月1日放送)はびっくりしましたね。「え~っ、誰が出てきたの?」って(笑)。
──では最後に、「ドラゴンボール超 ブロリー」のブルーレイ・DVDの発売を楽しみにしているファンの皆さんへ、メッセージをお願いします。
映画の良し悪しを語るときに、「ここがよかった」とかではなくて、全部見終わったときに「うん、面白かった!」って満足できる映画が、一番いい映画だと私は思うんです。そういう意味で、この「ブロリー」は、文句なしに“いい映画”です。だから…ぜってえ見てくれよな!(笑)
6月5日(水) ブルーレイ&DVD発売
[特別限定版(初回生産限定)]
ブルーレイ=8800円+税 / DVD=7800円+税
※本編ディスク+ボーナスディスク(DVD) 2枚組、
新谷直大描き下ろしアウターケース付き、特製デジパック仕様
[通常版]
ブルーレイ=4800円+税 / DVD=3800円+税
発売元:東映ビデオ株式会社 / 販売元:東映株式会社
ブルーレイ&DVD 同時レンタル開始
発売元:株式会社フジテレビジョン / 販売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社
【公式サイト】 https://www.toei-video.co.jp/special/dragonball-broly/
◆2019年夏アニメまとめ◆