<なつぞら>アニメーション編で激変!衣装担当が語るなつのファッションポイント
広瀬すずがヒロインを演じる連続テレビ小説「なつぞら」(毎週月曜~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。
第9週(5月27日~6月1日)からスタートした「アニメーション編」では、アニメーターを目指し東京にやってきたなつ(広瀬)が、ついに憧れの東洋動画に入社。兄・咲太郎(岡田将生)と共に、亜矢美(山口智子)の家で新生活を始める。
そんな展開の中で注目を集めているのが、「北海道・十勝編」から激変した、なつのかわいらしいファッション。
元ダンサーの亜矢美が集めた服の数々を「どれも好きに着ていいからね」と言われたなつは、さまざまな服装に身を包んで出勤するようになっていく。
会社でもうわさの“おしゃれ女子”に大変身を遂げたなつの、気になるファッションポイントを、衣装担当の東京衣裳・張替由起子氏に聞いた。
メンズライクから女性らしく変化
酪農を学ぶ高校生だった時代のなつの服装について「『十勝編』ではメンズライクに、あえて大きめサイズのチェックシャツを腕まくりして、サスペンダーをつけて、野暮ったく見えるようにしていました。緑や黄色などは、北海道の景色に映える色ですが、あえてくすませていたのもポイントです」と語る張替氏。
一方で、「アニメーション編」の衣装では「ワンピースやスカートをメインに女性らしいラインを出しました。花柄やドットなど、インパクトのある大柄にも挑戦して、色も発色の良いものを中心に。亜矢美さんの影響で、かなり攻めた格好もしています」と真逆に変えたそう。
なつの衣装選びについては「台本に書かれていることをヒントに決めていきました。監督からの、『最初の一週間は、亜矢美さんがコーディネートしてるから、分かりやすく派手にしたい』とのお話も参考にして、衣装合わせをさせていただきました」と明かす。
そんな“分かりやすく派手”ななつの服。しかし、広瀬は難なく着こなしたそうで「『派手すぎるかな?』、『やりすぎかな?』と思いながら広瀬さんに着ていただくのですが、彼女には全くNGがないんです」と張替氏も絶賛。
「何でも素敵に着こなしてくれる、すごく感覚のいい人です。撮影中には、衣装を着てみてカチューシャや靴を選ぶ時、広瀬さんも設定を考えながら、一緒に選んでくれたりします」と、広瀬もなつの着こなしを楽しんでいるようだ。