梅宮辰夫、倉本聰と12年ぶりタッグ!「やすらぎの刻」“第3のパート”であの世との交流描く
倉本聰が脚本を手掛ける帯ドラマ劇場「やすらぎの刻~道」(毎週月~金曜昼0:30-0:50ほか、テレビ朝日系ほか)に、新たに“第3のパート”が加わることが決定。「やすらぎ」パートの主人公・菊村栄(石坂浩二)の亡き父・栄一役で、梅宮辰夫が登場することが分かった。
本作は、老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」に入居する往年のスターたちのその後を描くとともに、彼らの人間模様を見詰めてきた脚本家の栄(石坂浩二)が執筆したシナリオ「道」が映像化されていく。
新たなパートは“あの世との交流!?
新たに加わる第3のパートは、複雑に絡み合った2つのパートを整理し、あらためてドラマの流れを視聴者に確認してもらおう、という狙いから生まれたもの。
“あの世”との交流を描いた、コミカルで不思議な世界が繰り広げられていく。ある日、コテージで執筆を続けていた栄のもとに、梅宮演じる亡き父・栄一が突如、出現。驚く栄に、天国から来た父は「お前のドラマが、天国で評判だ。今、視聴率ナンバー2だ!確か先週は85%もいったぞ」と語り掛ける。「ホント?」と驚く栄が、「ナンバー1は?」と聞くと、栄一は意外なタイトルを告げる。
さらに栄一は、忘れっぽい天国のメンバーのために、ドラマのあらすじを最初から語ってくれと依頼。栄は仕方なく、自身の身に起こった近年の出来事と、ドラマ「道」のこれまでの物語を振り返っていくことに…というストーリー。
倉本はすでに最終話までのシナリオを執筆済みだったが、第3のパートを思いつくとすぐに筆を執り、一気に書き上げたという。“総集編”や“振り返り”にとどまらない、この新パートだけでも楽しめる特別なステージとなっている。