主題歌を歌うP!NK。彼女の歌が「ドクターX-」とマッチするのは必然だった⁉
![P!NKアー写](https://thetv.jp/i/nw/214948/1328063.jpg?w=1284)
曲がったことは大嫌い!な姉御肌
音楽にも家族にも真摯な姿勢を貫くP!NKは、社会に対しても曲がったことが大嫌い! どんな小さな差別や不正も許さず、それらに対する意見を自身の楽曲のみならず、SNSやスピーチなどを通して積極的に発信している。
アルバム「ビューティフル・トラウマ」の先行シングルとしてリリースされた「ホワット・アバウト・アス」のMVでは、人種や性別を超えたさまざまな人々が抱える苦悩を表現。現在の世界情勢や社会問題に対して、彼女なりの手法で警鐘を鳴らした。
また、2010年放送のドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」(フジテレビ系)の劇中歌に起用され、日本でも大ヒットとなった「フxxキン・パーフェクト」のMVでは、いじめや孤独といった問題にフォーカス。ショートムービー風の映像には女性が絶望から自傷行為に及ぶシーンが含まれており、公開当初は大きな物議を醸したが、若者の自殺という社会の闇に対して問題提起したことが高く評価された。
さらに、「レイズ・ユア・グラス」(2010年)のMVには、当時アメリカの多くの州で同性婚が認められていなかったことを疑問に思っていたP!NKが、「同性婚はもっと普通のことになるべき」というメッセージが込められているのだとか。彼女のLGBT+に対するサポートは他のセレブたちが声を上げるずっと昔から行われており、その功績を称えて2010年の人権啓発キャンペーンでアワードが授与された。
このほかにも、子供の飢餓撲滅を目指す「No Kid Hungry」や、難病と闘う子供たちの夢を叶えるために活動する「Make-a-Wish Foundation」、自閉症の医療や研究を支援するNPO「Autism Speaks」、国連児童基金UNICEFのアンバサダーを務めていたり、動物愛護の精神から「ファッションのために動物たちが傷つけられるのは許せない」と毛皮製品を一切身につけないことを誓っているP!NK。2006年にはイギリス・バッキンガム宮殿の近衛兵の帽子を、熊の毛皮からフェイクファーに変えてほしいとエリザベス女王に直接手紙を書いて送ったこともあるそう。そうした彼女の強い信念と勇気ある行動は、世界中の人々に賞賛されている。
毎週木曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系にて放送
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