モーニング娘。'20が酪農家のお仕事にチャレンジ!! 佐藤優樹、横山玲奈は牛と会話!?
メンバーの優しさも感じた1日になりました
――牧場での動物の世話や搾乳などは楽しめましたか?
譜久村「休憩時間にやったバターづくりが楽しかったです。小学校の時にやった記憶があったんですけど、どうやって作るのかあまり覚えてなかったので、改めて牛乳と氷だけで作れるんだなってビックリしました」
牧野「私は羊小屋の掃除がすごく楽しくて、このお仕事いいなって思いました。羊がいる中に入ってお掃除したんですけど、羊が遊びに来たり、横を通ったりする中でお掃除するんですよ。あと、羊も抱っこさせてもらいました! めっちゃかわいかったです!」
――他のメンバーも、牧野さんはこのお仕事に向いていると言ってましたよ。
牧野「わー(笑)。実家の近所に牛小屋が2つあって、学校帰りに牛を見たりしていたんです。畑も多くて堆肥も置いてあったから、匂いも懐かしい感じで、自分が生まれ育ったところに似ているなって思いました」
佐藤「馬小屋の掃除をした時に、人間以外の部屋を掃除したのは初めてだと思って。でもそれはそれで達成感はありました。家具とかを動かして掃除する大変さがなくて楽だなって思いましたけど、毎日やってたら大変なんだろうなって。人間は人間で大変なことがあるけど、馬は馬で大変なんだろうなって思って、なんか謎の感覚でした。部屋を片付けるのは同じなんだって思って。楽しかったです」
横山「謎な感じで話が終わりましたね(笑)。私は羊の放牧で、小屋のドアを開けて羊が一気に走ってきて、それをみんなで放牧地まで案内したのが。羊の足が早くてメンバーも追いつけなくて」
譜久村「ビックリした(笑)」
横山「みんなで協力して羊たちを誘導したという達成感がありましたね」
岡村「今日一番楽しかったなと思うのは牛の搾乳です。私は搾乳機で搾るチームで、いろんな手順があってすごく難しかったんですけど、楽しかったです」
譜久村「メンバーみんな偉いなと思ったのが、ちゃんとお掃除も楽しんでやってたり、動物と触れ合うことを大事にしてたり、達成感を覚えたりしたことで。みんなの行動が普通に嬉しかったですし、メンバーの優しさも感じた一日でした」
――佐藤さんは牛と会話してませんでした?
佐藤「しゃべってました? 違うんですよ、聞いてください! 餌やりしていて牛に『食べて』って言ってるのに、『私さっき食べたんだよ~?』みたいな感じで」
譜久村「しゃべってますね(笑)」
佐藤「あ、そうですね、ハイ。そう目で言ってくるから『本当に食べたの?』って言ったら、『食べましたけど?』みたいな」
横山「結構な会話してますよコレ」
佐藤「だから酪農の先生に『さっき食べたみたいに言ってるんですけど、食べてました?』って聞いたら『確かに食べてたかもしれない』って言われて、だから食べないんじゃーん!ってなって。会話してますね」
――横山さんも牛に何か訴えていませんでした?
横山「あ、そうなんですよ! 牛小屋のお掃除をした時に、糞とかを所定の位置に捨ててくださいって言われたので、それを牛の後ろで一生懸命やってたんですよ。で、終わった~って思ったら、隣の牛がまた糞をして。『今処理したばっかなんだけど! 見てたでしょ!』って言う会話は牛としてました、私も(笑)」
お母さんも見られない瞬間をメンバーで共有できた
佐藤「そうだ、今日思ったことがありまして! 今のメンバーでプライベートでも会いたいなって思った瞬間があったんです。なんだっけ?」
横山「覚えてないんか~い(笑)」
佐藤「羊を追いかけてた時に、お互いが加入当初のことを知っているメンバーでゴハンを食べに行くってどうなるんだろうって、ふと思ったんです。だから、もし今のメンバーが卒業しちゃった後もゴハンに行きたいなって」
譜久村「なんで牧場で感じるの(笑)」
横山「しかも羊の放牧しながら」
佐藤「羊を追いかけてるのを見て、こんな瞬間は親でも見られないって思って」
横山「確かにそうですね」
佐藤「みんなのそういう姿を見て来ているから、全員が卒業してしまってからも集まって、思い出話をしたいなって思ったんですよ」
横山「それは嬉しいですね」
佐藤「そう。この瞬間、母は見れてないんだなって」
譜久村「お母さんも見られない瞬間をメンバーで共有できたってことですね」
佐藤「そうそう。動物ってそういう感情を教えてくれるんだなって」
横山「おおー。話がまとまった気がする(笑)」
佐藤「ひゃはははは!」
――岡村さんは何か大変だったことはありました?
岡村「大変だったのは、牛さんに近づくことです。小屋の中に入っていいのかなって。『ぶつからないようにしてあげてね』って言われたんですけど、入ろうとすると結構しっぽを振るから逃げちゃって。私が牛に心を開くまでが長かったです」
横山「怖がってたもんね」
譜久村「確かに15期はちょっとビビってた感じはあったかもね。逆に、真莉愛なんかはもう…」
牧野「私は結構馴れ馴れしくて(笑)。羊も、人間が小屋に入ったらバーって避けていくはずなのに、私のところに集まってきたりとか」
譜久村「羊飼いみたいになってたもんね」
牧野「ほんとに(笑)。牛はしっぽ3回当てられました。それで私がギャーとか言うと、牛もビックリしてワー!ってなったりとか(笑)。でも、牛はしっぽの根元が気持ちいいみたいだと分かったんです。そこをブラッシングしてあげると穏やかになるし、リラックスしてしっぽがフワって浮くんですよ。その瞬間が分かったのが楽しかった」
佐藤「牧野がずっと『佐藤さん、見てください! 見てください!』って言ってて、すごく嬉しかったんだなって思った」