八嶋智人が「山本太郎くんは鬼気迫るものがある」と大絶賛
ブロードウェイ・ミュージカル「太平洋序曲」の舞台稽古が6月1日、神奈川県内にて行われ、宮本亜門、八嶋智人が囲み取材に応じた。
本作品は、’04年、宮本が史上初の東洋人演出家としてブロードウェイ・デビューした作品。’05年にはトニー賞4部門でノミネートされるなどの評価を得た。幕末から開国に至る激動の時代を舞台に、大きく変わろうとしている日本を、西洋からの目で描いている。
4度目の舞台化となる本作だが、宮本は「”日本の底力を見せるぞ”というエネルギーが尋常じゃない」と今までとは違う仕上がりに自信をみせた。さらに、現場の様子も「みんな頑張っていて熱い現場です!」と笑顔がこぼれた。
今回がミュージカル初挑戦という八嶋は「自分の間合いで、できないことに苦戦してます…。規制がある中での自由というのが難しい」と明かしたが、宮本は「稽古についていけてます! 日に日に変わっていってる。最後は泣けちゃうくらい良くなる可能性がある」と八嶋の演技に太鼓判を押した。
本作には、山本太郎や田山涼成なども出演。八嶋は劇中コンビを組む山本について「すごく気合を入れてお芝居をしている。鬼気迫るものがある」と圧倒された様子。宮本も「太郎くんの一本気な性格が役にはまっている」と絶賛した。
最後に宮本は「何回もやっていますが、今回は“今”の日本人に見てもらいたい。このパワーを存分に味わいに来てほしい」と作品をアピールした。
会場:KAAT神奈川芸術劇場ホール
日程:’11年6月17日(金)~7月3日(日)
KAAT神奈川芸術劇場ホールHP
HPwww.kaat.jp/