広末涼子、夫に仕返しした妻の行動にびっくり!?
1月14日(木)にスタートするドラマ「ナオミとカナコ」(毎週木曜夜10:00-10:54※初回は夜10:00-11:09フジテレビ系)の記者会見が行われ、広末涼子、内田有紀、吉田羊、高畑淳子、佐藤隆太が登壇した。
本作は、奥田英朗の同名小説を、初共演の広末と内田でドラマ化した作品。誰にでも起こり得る日常を舞台に、犯罪を遂行していく二人の女性の姿を描き、夫のひどい暴力に耐える専業主婦の加奈子(内田)と望まない職場で働く大学時代からの親友・直美(広末)が協力し、受け入れ難い現実に報復していくサスペンス。
広末は「『殺人』という難しいテーマに挑むんですが、バイオレンスに描いたり、シリアスにするだけではなく、それぞれの日常だったり、葛藤だったりを繊細に描くことで緊張感のあるサスペンスを提供できるのではないかと思っています」とあいさつ。
今作で初共演となる広末と内田だが、お互いの印象について広末は「自分が女優を夢見た時からテレビの世界で輝いていた人なのでご一緒できてうれしいです」とコメント。
実際に共演した印象を「すごく爽やかな印象で、ネガティブなイメージは無かったんですが、実際共演させていただいてもそのままでした」と話し「ただ思った以上に引っ張ってくれそうな、いつもそばで『大丈夫だよ！』って言ってくれるので心強いです」と告白した。
一方内田は「お芝居をしているとどういう生き方をしてきたかが透けて見えてくるときがあるんですけど、涼子ちゃんの心の機微が見えてくると、一緒に年齢を重ねて一生懸命生きてきたんだという気持ちになって、言葉以上にお芝居をしていくことで触れ合っています」とお互いを信頼している様子。
芝居をする上で心掛けていることについて広末は「最近自分の年齢的にも母親役が多かったので、家庭のイメージを感じさせないような役にしたいということで、役の中では声を低くすることを心掛けています」と役作りについて語った。
加奈子をDVで苦しめる夫・達郎を演じる佐藤は「直美と加奈子の二人から殺してしまおうかという言葉が出るくらいのひどい役なので、視聴者の方にも『こんなやついなくなってしまえばいい』と思ってもらえるような表現をしていきたいと思っています」と気合十分。
また、DVに苦しみ、逃げることも抵抗することもできない加奈子を演じる内田は「毎日息の詰まるようなシーンの連続で、家に帰ってお風呂に入った時に声を出しました。『あー終わったー！』って(笑)」と苦労を語った。
吉田は「私が演じる陽子は“仕事ができてほころびが無く完璧”な女性。ただ言っている内容がキツいところがあるので、せりふを言っているうちに本当の自分もそういうふうに思ってしまうと本来の私の意地の悪さが顔を出すので、自分を制しながら演じています」と苦笑い。
中国人女性社長の朱美を演じる高畑は「アケマシテオメデトウゴザイマス！」と役のような片言の日本語であいさつし、自身の役作りについて「とにかく歩きながらも『コロシナサイ』とか、ぶつぶつ言っているので変な人になってしまっているかもしれません(笑)」と語り、会場は笑いに包まれた。
広末はドラマの内容に合わせて、ワイドショーで見たという夫婦のエピソードを披露。「夫に不満を持っている奥さんで『主人が持って行くお弁当に輪ゴムを入れました』という人がいて、そんな思いをしてらっしゃる方がいると思うと、このドラマを見てちょっとでもスカッとする人もいるんじゃないかなと思いました(笑)」とアピール。
その話を受けて実際に夫に仕返しした知り合いがいたという佐藤は「知り合いの人が旦那さんに不満を持っていて、出張に行く際のボストンバッグの、持ち手をきれいにくりぬいて、出掛ける時に、旦那さんがバッグを持とうとしたら、持ち手を持っているのに荷物がまだ床にあるという仕返しをしていました。そんな女性がいるのはびっくりしますけどね(笑)」とエピソードを話し、会場を笑いに誘った。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
1月14日(木)スタート
毎週木曜夜10:00-10:54(初回は夜10:00-11:09)
フジテレビ系で放送
