小泉孝太郎が「ゼロ係」の魅力語る&乗馬姿を披露!?
2月19日(金)に第6話、そして26日(金)に最終話を迎える「金曜8時のドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』」(毎週金曜夜8:00-8:54、テレビ東京系)。主演の小泉孝太郎が、撮影の合間を縫って単独インタビューに応じ、見どころやドラマへの思いなどを語った。
19日(金)放送の第6話では、遊園地のトラブル対処に向かった冬彦(小泉)と寅三(松下由樹)が、偶然メリーゴーラウンドに仕掛けられた爆弾騒ぎに巻き込まれる。
遊園地ロケを振り返り「丸2日間、朝から晩まで撮りました。初日は日没後の気温は氷点下。こんなにメリーゴーラウンドの馬が冷たいとは (笑)。寒さとの戦いでもありましたが、爆弾を仕掛けられてしまいメリーゴーラウンドから降りられなくなる冬彦、というのは面白かったです」と笑顔を見せた。
ドラマの反響について「周囲は『ゼロ係、とても面白い!』と言ってくれます。『ゼロ係のメンバー、すごくいいね』と言ってくれるのが大変うれしい。登場人物がこんなに多いのに、みんなしっかりとキャラクターが確立しているしバランスが取れている。僕も1、2話が終わった時点で、監督に『冬彦とゼロ係とのやりとりができる限りたくさんほしい』と言いました。5話まで放送されましたが、その面白さは画面に伝わっていると思います」と胸を張った。
その“面白さ”の理由について「キャラクター設定とゼロ係の皆さんの役者としてのキャラクターがドンピシャで合ったということですよね。スッと入っていけて、リアリティーを感じさせてくれる。それに、全員が楽しく演じている。そんなゼロ係のメンバーがとても心強く、救われました。いつも素直な意見を言ってくれる周りの人たちもこの“ゼロ係”を絶賛しています!」と、共演者への感謝を口にした。
さらに、ドラマの特色として、ゼロ係のメンバーにはそれぞれキャラクターに合った色分けがされ、衣装や小道具、使うペンの色まで徹底されている。小泉演じる冬彦は赤、相棒の寅三は青、亀山係長(大杉漣)は緑、靖子(安達祐実)は紫、理沙子(原田夏希)はピンク。黄色の桜庭(木下隆行)に至ってはカレーライスが大好物、と子供のころに見た戦隊ヒーローをほうふつとさせる。
小泉は「変身するわけではないですから、戦隊モノとはまたちょっと違うのかもしれないです(笑)」と笑いつつ、「今回、そうやって色付けっていうのをされて助かった部分もあって。皆さんそれぞれ色があるというのは大正解だったでしょうね。自分がそこで何か変わるっていうわけじゃないですけど、演じる上で冬彦に気持ちが入りやすかった」と明かした。
加えて「ここまで赤をまとうっていうのは20代以来。これだけ赤を着ていたので、街を歩く人が赤いダウンを着ているのを見ると目がいくようになりました(笑)」と笑わせた。
最後に小泉は、最終回に向けて、「バラバラだったゼロ係が、最後はみんなで一つの事件に向かい、『ゼロ係のメンバーは、一緒に仕事をする仲間だったんだ』と気付いていくところもステキだし、なぜゼロ係が設置されたのか、なぜ冬彦がゼロ係に配属されたのか、という疑問も解明されます。ドラマは完結を迎えますけど、『この先もゼロ係はきっとあり続けるんだろうな』と、クスッと笑える、ちょっとほのぼのとしたいい余韻に視聴者の方が浸ってくれるとうれしいです。ゼロ係らしい、とてもいい余韻を残して終わっていくと思うので楽しみにしていてほしいです!」と視聴者へメッセージを送った。
「終わってしまうの、寂しいですね」と声を掛けられた小泉は「そうなんですよ、いつもの連ドラと違い、7話で終わってしまうので、4話くらいから『もう折り返しなんだな』と寂しくなってきていました。すごい楽しい作品と出合えましたよね」と笑顔の奥に寂しそうな表情をのぞかせていた。
毎週金曜夜8:00-8:54
テレビ東京系で放送中
原作=富樫倫太郎「生活安全課0係 ファイヤーボール」(祥伝社刊)
脚本=吉本昌弘、深沢正樹
演出=倉貫健二郎、竹村謙太郎
チーフプロデューサー=岡部紳二
プロデューサー=中川順平、松本拓、加藤章一
出演=小泉孝太郎、松下由樹、安達祐実、木下隆行、原田夏希・手塚とおる、六角慎司、堀井新太、岸明日香/寺島進/石丸謙二郎、加藤茶、大杉漣 ほか