蛭子能収「最初は映画にする意味があるのかと思った」
平均視聴率10%を誇るテレビ東京の人気旅バラエティーを映画化した「ローカル路線バスの乗り継ぎ旅 THE MOVIE」の公開初日舞台あいさつが、2月13日に東京・新宿ピカデリーで行われ、蛭子能収、三船美佳、MCの松丸友紀アナが登壇した。
今回の三船のマドンナぶりを聞かれた蛭子は「最初は不安だったけれど、美佳ちゃんは頭も良くて、英語もできるし、気配りもできるし、頼りになった」と三船を絶賛。
一方、三船は蛭子について「テレビで見る蛭子さんのまんま。100%蛭子さんでした。癒やし系の蛭子さんとリーダーシップを取る太川さんで本当にいいコンビ。蛭子さんは本当にマイペースでした」と、蛭子のマイペースさを明かした。
太川のリーダーシップについて聞かれると、蛭子は「台湾の言葉に苦労していたね。太川さんは自分で考えることが好き。地図を見ることも好きだし、本当にこのバス旅が好きなんだと思うよ。一人で何でもしちゃうからね」と言えば、三船も「言葉も通じない、交通状況も分からない中だったけれど、“太川節”がさく裂していました。勘も鋭いし、すぐ決断する直感力がすごい」と、太川の頼れるエピソードを語った。
そんな中、大阪での舞台公演のため欠席とした太川からのコメントVTRが会場に届いた。
太川は「大ハプニングもあり、ドラマチックな映画になった。蛭子さん、結末言ったら絶対駄目よ! 美佳ちゃん、蛭子さんが言いそうになったら、口ふさいでね!」と、うっかり結末を言ってしまいそうな蛭子への心配な気持ちを口にしていた。
また、翌日14日がバレンタインデーということで、三船から蛭子へのサプライズプレゼントとしてかわいらしいチョコレートケーキが登場。
ケーキを食べた蛭子は「すごく甘くておいしい。女の人からあまりもらわないからうれしい」と照れながらも、うれしそうな様子を見せた。
最後に見どころについて、蛭子は「最初はテレビでやってるものを映画にする意味があるのかと思った。でも、こんなに人が来てくれてびっくり。途中で台風が来たが、台風に助けられた。おかげでよりいっそうこの映画が面白くなった。退屈せずに見られる映画です」と、満面の笑みで魅力を語った。
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