新進気鋭イケメン浮世絵師が市川海老蔵ポスター制作!
テレビ東京系で10月から放送される市川海老蔵主演ドラマ「石川五右衛門」の、現代浮世絵師・石川真澄氏による肉筆浮世絵ポスタービジュアルが解禁された。
本ドラマは、海老蔵演じる天下の大泥棒で庶民のヒーロー・石川五右衛門の活躍を描く時代劇。國村隼演じる豊臣秀吉との対立を軸に、比嘉愛未演じるヒロイン・茶々とのロマンスなどが展開されていく。
今回披露された第1弾のポスタービジュアルは「肉筆浮世絵」で五右衛門(海老蔵)、秀吉(國村)、茶々(比嘉)の3人が登場し、ドラマの世界観を華麗に表現。五右衛門と秀吉の2人が対峙(たいじ)する構図に、秀吉の手中に収められている茶々を描いている。
秀吉は五重塔によじ登り、権力を振りかざす天下人であることも表しつつ、その秀吉に大泥棒・五右衛門が立ち向かう表情は迫力満点だ。
この浮世絵を手掛けた現代浮世絵師・石川氏は、江戸時代から継承されている浮世絵の手法を大切にしながら、'15年には世界的ロックバンド・KISSや映画「スター・ウォーズ」とのコラボプロジェクトで作品を発表するなど、新進気鋭のアーティスト。
迫力ある浮世絵を生み出したアーティストとは思えないような、甘めのフェイスと柔らかい雰囲気で注目度も抜群だ。日本の芸術文化を背負って立つアーティストとして、今後の活躍が期待される。
なお、本ポスターは都内各所に掲出予定。
【石川真澄氏コメント】
「石川五右衛門」は、これまで歌舞伎や浮世絵等でたくさん演じられ、描かれてきた題材ですが、今回はドラマオリジナルとしての石川五右衛門を描かせていただきました。
海老蔵さん、國村さんという現代の役者さんを浮世絵の様式で表現するというのは難しさもありましたがとても面白い作業でした。特に気を張ったのは五右衛門と秀吉の着物です。
劇中の衣裳からあまり離れない印象に仕上げるのは苦労しました。こだわったポイントとしてはやはり五右衛門の表情や髪の生え際の表現で、浮世絵らしさが最も伝わりやすい部分だと思います。
浮世絵の様式で描いたビジュアル全体を見てドラマの世界をイメージしていただけたら幸いです。
10月クール
テレビ東京系で放送予定
脚本=樹林伸、渡辺雄介、森下直、大原久澄、山本むつみ
演出=石原興、服部大二、井上昌典
出演=市川海老蔵、國村隼、比嘉愛未、田中美里、山田純大、前野朋哉、高月彩良、AnJu、丸山智己、棚橋弘至、益岡徹、榎木孝明ほか
【浮世絵師・石川真澄プロフィール】
1978年東京都葛飾生まれ。
2000年六代目歌川豊国に師事。六代目他界後は、独学で浮世絵を学び、個展、グループ展を中心に活動。
2007年写楽を題材にした映画「宮城野」のための浮世絵制作を担当。
2010年日本橋地域ルネッサンス100年計画の一環として「日本橋かるた」を制作。
2011年「サロン・デュ・ショコラ2011」限定BOXのパッケージデザインを手掛ける。
2013年日本橋三越「ジャパン・センスィズ」の夏・秋用デザインを担当する。
2014年5月新宿B GALLERY(「BEAMS JAPAN」内)にて、個展「深世界奇譚」を開催。
2015年2月世界的ロックバンドKISSとのコラボプロジェクトで、自身初となる江戸伝統木版画による作品を発表。
同年7月スター・ウォーズとのコラボ企画として木版画3作品を発表。世界的ビッグネームとのコラボレーションが続いている。