2ステージ制を導入したJリーグの“変化”とは!?
Jリーグ2ndステージが7月11日(土)より開幕する。開幕目前の7月6日、Jリーグチェアマンの村井満と北海道フットボールクラブ代表取締役社長の野々村芳和が「スカパー!メディアラウンドテーブル」に出席した。
開始早々、1時間前に終了したばかりのサッカー女子ワールドカップ決勝戦のネタに触れ、「なでしこ(ジャパン)残念でしたね~」と会場を和ませた2人。
今年、11年ぶりに2ステージ制が復活したJリーグ。村井氏は、1stステージを振り返り「勝ち点を取りに行く攻撃的なサッカーが増え、アタッキングゾーンのパススピードが格段に速くなった」と昨年との大きな違いを指摘。また、野々村氏は「ライトなサッカーファンにどうJリーグを楽しんでもらえるかが盛り上がりの鍵」と話し、スカパー!をはじめとするメディアの力に期待を寄せた。「実際に2ステージ制を導入後、テレビなどの露出は2.4倍、新聞は2.99倍(昨年比)との結果が出ている」と村井氏。
2ndステージの見どころについて村井氏は「下位チームの巻き返しですね。1stステージ最下位の清水エスパルスは、1stと2ndステージの間のブレイクタイムにミニキャンプを行っています。わずかな期間で選手が移籍をしたりするチームもあるくらいですから」と話す。1stステージ王者の浦和レッズは年間王者を視野に入れた戦いを、2位以下のクラブはチャンピオンシップトーナメント出場権を手に入れるための戦いをすることになり、戦い方が異なってくるのだ。
まもなく開幕するJリーグ2ndステージでは、各クラブの“戦術の変化”に着目してみては。
7月11日(土)スタート
※スカパー!では全試合を生中継で放送