まゆゆ、大人の色香漂う「初の芸者役」に挑戦！
3月12日(土)放送の「松本清張二夜連続ドラマスペシャル 地方紙を買う女～作家・杉本隆治の推理」(テレビ朝日系)にAKB48の“まゆゆ”こと渡辺麻友が初の松本清張作品に初の芸者役で出演することが分かった。
同ドラマは、田村正和、広末涼子、水川あさみら豪華キャストが共演する「松本清張二夜連続ドラマスペシャル」の第一夜に放送される。第二夜は、3月13日(日)放送で、北川景子主演の「黒い樹海」。
地方紙で連載を持つ小説家・杉本(田村)が、ある心中事件と自分の小説を面白いという理由で購読を依頼してきた謎の女性・芳子(広末)との関連性を探り、真犯人を追い詰めていくストーリー。
渡辺は芸者・雪乃(本名・吉田晴美)役で登場。田村と友人の作家・東山役の橋爪功と、ベテラン俳優とも初共演を果たした。
「大先輩である田村正和さんと共演させていただくというのも本当に夢のような話」と目を輝かせた渡辺は、「このように貴重な経験をさせていただくことはないので、1分、1秒をかみしめながら精いっぱい演じようと取り組みました」と語った。
また、大先輩と共演した撮影について「田村さんとお会いする朝、家を出るときから緊張していました。しかも、最初に撮影するシーンが田村さんと橋爪さんとの3人のシーン。すごく緊張して、手汗がブワッと出てくるほどでした(笑)」と緊張っぷりを明かし、「でも、お二人ともすごく優しく接してくださったので、緊張もほぐれ無事に演じることができてよかったです」と笑顔を見せた。
実は、渡辺の出演は田村がAKB48の大ヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」を知っていたことから、それを聞いたスタッフが出演を依頼したことで実現したという。
そんな渡辺が演じる雪乃は、芸者であるが、杉本の自宅で、杉本や東山のお酒に付き合うほどの親しい間柄。東山は「晴美」と呼び、若い晴美に魅了されている様子。からかうように言い寄る東山に晴美は「やだ、気持ち悪い」と優しく突き放すなど、おちゃめに振る舞う。そんな2人のやりとりを杉本はほほ笑ましく見詰めるなど、劇中では3人の関係性を表す穏やかなシーンが展開される。
一方で芸者・雪乃としてお座敷で二人を前に、得意の笛を披露するシーンにも挑み、田村や橋爪を相手にしっかりとした魅力あふれる演技を披露した。
松本清張作品、芸者役に初挑戦した渡辺は「雪乃は自分の実年齢よりは上。そんな芸者さんをイメージしながら、所作指導の先生からのご指導を踏まえて、しなやかな美しい所作を意識しました。とにかく細かいところから気を付けて、芸者さんを精いっぱい演じました」と意識したポイントを明かした。
渡辺は「私が出演させていただくシーンはドラマのごく一部ではありますが、たくさんの大先輩の皆さまと演じさせていただいて、すごく勉強になりました。皆さんの素晴らしいお芝居とストーリーで1分、1秒も目が離せないドラマになっています。皆さまにもぜひ楽しんでご覧になっていただければうれしいです」とアピールした。
アイドルから一皮むけた、大人の女性の魅力あふれる渡辺の演技も見逃せない。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
第一夜 3月12日(土) 夜9:00-11:06
「松本清張二夜連続ドラマスペシャル 黒い樹海」
第二夜 3月13日(日) 夜9:00-11:10
テレビ朝日系で放送
