浅田真央&羽生結弦が今一番“ときめくもの”を告白!
フィギュアスケートの浅田真央選手、羽生結弦選手がそれぞれ出演するロッテ「ガーナミルクチョコレート」の新CMが、10月22日(土)より2本同時にオンエアされることが分かった。
「真っ赤って、ときめき。浅田真央スケート」篇では、真っ赤な衣装に身を包んだ浅田選手がスケートリンクで滑る姿が映し出される。コブクロの書き下ろしCMソング「tOKi meki」に合わせてカメラ目線で「OK♪」とサインを送り、ジャンプやスピンも披露するなど、楽しそうに滑る様子を見ることができる。
撮影では、スケートリンクに「tOKi meki」が流れると、浅田選手が即興でスケーティング。監督の前でフィニッシュポーズを決め、「…こんな感じですか?」と笑顔で聞くと、スタッフ全員から大きな拍手が起こった。
また、CM上に出てくる「君がいるならOK」という歌詞にちなみ、浅田選手がカメラに近づいて「OK」とポーズをするシーンでは、監督の「きょう一番楽しい表情で!」というリクエストに応えるべく、さまざまなパターンに挑戦。カメラへ一直線に向かい、首を少し傾けながら「オッケー!!」と笑顔を浮かべる浅田選手の演技に、監督から満面の笑みでOKサインが。「かわいい。ほんとかわいい!」と監督も納得の1シーンとなった。
一方、「真っ赤って、ときめき。羽生結弦スケート」篇では、羽生選手も真っ赤な衣装でスケーティングを披露。カメラ目線での「OK」サインの演技では、少し恥ずかしがりながらも、最高の笑顔を見せてくれた。
ハイスピードカメラでの撮影では、「僕の動きに合わせるよりも、僕がカメラの動きに合わせる方がやりやすいです!」と羽生選手が自ら提案。複雑に移動していくカメラの動きに対して羽生選手は滑らかなスケーティングで応えていた。
さらに、浅田選手同様、「OK」とポーズをする演技では、「心の中の、羽生選手の元気を思いっきり表現してください!」という監督からのリクエストに、「オッケーです!」とノリノリだったものの、何度も挑戦するうちに「オッケー! オッケー! オッケーでーす!…恥ずかしい!(笑)」と照れる一幕も。その様子に、スケート場全体が笑いに包まれた。
撮影後、2人がそれぞれインタビューに応えてくれた。
【浅田真央選手】
――撮影はいかがでしたか?
浅田:毎日滑っているリンク上での撮影だったので、自然に、気持ちよく滑れたのかなと思います。
――自身で点数を付けると?
浅田:100点満点です(笑)! 普通の陸(での演技)よりは、やっぱり気持ちよく演技できたと思いますし、完成が楽しみだなと思います。
――CMでは「おいしさで、最高のときめきを。」とガーナを通じて最高のときめきを伝えようとしていますが、浅田選手はフィギュアスケートを通じてどんなことを感じてほしいですか?
浅田:フィギュアスケートがすごい大好きですし、今回のCMでも滑っている楽しさをお伝えできればと思っています。そしてフィギュアスケートを通して、常に努力し前進して、挑戦していくというテーマで滑っています。
――CMの中で「なめらかに華やかに」というフレーズが入るのですが、浅田選手がいつも演技をする上で“なめらかに”するために気を付けていること、“華やかに”するために気を付けていることを教えてください。
浅田:“なめらかに”するために滑らかなスケートを滑り、“華やかに”するために華やかな表情を作っています。練習のときから、自分で「こういう感じかな?」というイメージを持ちながら演技していますね。
今回のCMはすごくポップな音楽だったので、ルンルンな感じのところや、滑らかで華やかな感じの部分もあったので、いろいろと盛りだくさんな滑りができたんじゃないかなって思います!
――「真っ赤って、ときめき。」というフレーズがありますが、浅田選手が今一番ときめくものは何ですか?
浅田:料理ですね。以前はおうちにある食材を切ったり蒸したりすることが多かったんですけど、最近はご飯を炊いたり、この前はカレーを作ったんです。そのおいしさにときめきました!
【羽生結弦選手】
――撮影中、監督から「楽しい表情で演技してほしい」とリクエストがありましたが、今回の“表情の演技”は難しいリクエストでしたか?
羽生:確かに難しかったですね(笑)。でもプログラム次第で、楽しい表情や悲しい表情、力強い表情などを出さないといけないので、そういう意味では(今回のリクエストは)フィギュアスケートらしいかなと思いました。
――羽生選手にとって「氷上」で一番楽しい瞬間は?
羽生:楽しい瞬間は…やはりスケートを始めるきっかけになったジャンプ。普通の現実では味わえない、普通に陸上で生活していては考えられないようなジャンプや、そのスピード感。そしてそれを達成できた時の喜びが、一番元気が出る瞬間かなと思います。
――撮影中、羽生選手から監督に対し「提案」する場面が多く見られましたが、普段の競技ではいかがですか?
羽生:そうですね、やはりフィギュアスケートは感覚というのが非常に大事だと思っています。「自分はこういう動きができます」「どういう動きがきれいに見えますか?」など監督とコミュニケーションを取って、考えながら演技させていただきました。
――CMでは「おいしさで、最高のときめきを。」とガーナを通じて最高のときめきを伝えようとしていますが、羽生選手はフィギュアスケートを通じてどんなことを感じてほしいですか?
羽生:フィギュアスケートには喜怒哀楽が詰まっていると常日頃から感じているので、そのプログラムに込められた思いを少しでも感じていただければ。
ただ、人それぞれ感じ方は違うので「こう感じてほしい」とは言えないですが、その曲を作った人の気持ちや、プログラムを作った先生の気持ちなどを、一つでも感じていただけたらなと思っています。
――CMの中で「なめらかに優雅に」というフレーズが入るのですが、羽生選手がいつも演技をする上で、“なめらかに”するために気を付けていること、“優雅に”するために気を付けていることを教えてください。
羽生:その曲とマッチしたエッジや膝、手の使い方を一つ一つ注意するように心掛けています。また、“なめらか”に関して言えば、(フィギュアスケートは)一つ一つの動作が連続しているという感覚があります。全てがつながっているということを意識しながら滑っています。
――「真っ赤って、ときめき。」というフレーズがありますが、羽生選手が今一番ときめくものは何ですか?
羽生:自分が憧れていた選手の滑っているビデオを見たりしますね。以前ある大会で、昔から憧れていた(エフゲニー・)プルシェンコさんと一緒に試合会場で練習することができたんです。それが、僕のフィギュアスケート人生の中で一番ときめいた瞬間でした。
「真っ赤って、ときめき。浅田真央スケート」篇
「真っ赤って、ときめき。羽生結弦スケート」篇
10月22日(土)より全国でオンエア