夏目雅子(なつめまさこ)
夏目雅子のドラマ出演作
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徳川家康(1983年)出演関が原の戦いや夏の陣を経て戦国乱世を終わらせ、天下泰平の偉業を成し遂げる苦難に満ちた徳川家康(滝田栄)の人生を描いた作品。徳川家康のほかに織田信長を役所広司、豊臣秀吉を武田鉄矢が演じた。原作が20年近くにわたって新聞に連載された山岡荘八の大作であったため、スピーディーなドラマ展開であった。
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おんな太閤記(1981年)出演戦国時代から江戸時代初期を舞台に、豊臣秀吉(西田敏行)の正妻・ねね(佐久間良子)の生涯を中心に、女性の視点から描いた作品。物語は、秀吉とねねの出会いからはじまる。秀吉がねねを呼ぶ「おかか」ということばが流行語になった。橋田壽賀子が大河ドラマの脚本を担当したのは本作がはじめてである。
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西遊記II(堺正章主演)(1979年)出演堺正章主演の冒険活劇の第2シリーズ。完全オリジナルストーリーで孫悟空(堺)一行の天竺への旅を描く。悟空、三蔵法師(夏目雅子)、沙悟浄(岸部シロー)、猪八戒(左とん平)は、念願の天竺にたどり着き、経典を授けられる。だが、ほっとしたのもつかの間、それは妖怪の仕業で、本当の天竺はまだまだ遠くにあった。
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黄金の日日(1978年)出演安土桃山時代に泉州・堺とフィリピンのルソンの交易を開き、巨万の富を得た豪商・呂宋助左衛門(市川染五郎)が権力に立ち向かう姿と主人公の憧れの女性・美緒(栗原小巻)をめぐる今井宗薫との争いを描いた作品。庶民の視点から戦乱の時代を捉えた。原作は城山三郎、脚本は市川森一、長坂秀佳。