2月10日(金)に第4話が放送される「奪い愛、冬」(テレビ朝日系)。第4話では、森山信(大谷亮平)の妻・蘭(水野美紀)から誘われた池内光(倉科カナ)とその婚約者・奥川康太(三浦翔平)が、森山夫妻と共に冬の海へ旅行することに。光の今カレと元カレ、その妻との旅行で待ち受けていることは…!?
旅行シーンの撮影現場で囲み取材が行われ、4人には撮影現場での様子や、印象的なせりふなどについて語り合ってもらった。
――今回はコテージでの撮影ですが、撮影現場の雰囲気はいかがですか?
倉科:和気あいあいと撮影してます!
水野:今日は天気も良くて気持ちがいいよね。4人そろう撮影がなかなかなくて、このロケで距離が近づいた感じがしますよね。
三浦:お芝居がすごいですよね。リハーサルでちょっと笑ってしまうようなシーンがいくつかあって、「ヤバイよね」ってみんなで言いながらやってます。
水野:結構過激なシーンがありますよね。顔で笑って心で毒づいて…みたいな。みんな対局の二面性を持っているので、表面上は和気あいあいとしていても、誰かがピリッとする一言を言うと、一気に空気が凍ったりして面白い。
倉科:場所が変わっても、どんなに遠くに来ても、スリリングに奪い合ってます(笑)!
大谷:僕個人としては、ペンションで泊まりの撮影でテンションが上がってるんですけど、シーンがシーンなだけにね…。ダウンしてる状態というか、何だか複雑。全然乗り気じゃないし、ちょっと海が怖く見えます(笑)。
三浦:それと、大谷さんが「僕は天然じゃない!」って今日も言ってました。だから、今日から天然じゃなくなるって書いておいてください(笑)。
水野:でも、否定するのが本当の天然の人だよね(笑)。
倉科:次の現場では、しっかりやるって宣言してましたね。
大谷:いつも失敗する…(苦笑)。でも、倉科さんも天然なんですよ。僕以上の人初めて見ました!
水野:自分以上って言っちゃってる! 自分が天然だって前提になっちゃってますよ(笑)。
――強烈なせりふのオンパレードですが、印象的なせりふはありますか?
倉科:蘭さんに言われた「あなた、前世から泥棒だよ」(第3話)というせりふが、最近ジワジワきてます。最初は響かなかったんですけど、少しずつ「そうなのかもしれない…」って思い始めてきました。
水野:前世から泥棒ってどういうことなんだろうね? 悪いことが起きると、「前世で悪いことしたから?」みたいな言い方はしますけど、前世から泥棒って歴代泥棒ってきてるってことになるのかな? こんなふうに突き詰めて考えていくと面白いですよね。
三浦:僕は4話で光に言うせりふですね。僕の人生の中で、恐らく二度と言うことないし、今まで言ったこともありません。明日、最初で最後のこのせりふを言おうと思います(笑)! 言うのがとても楽しみですね。
水野:あのせりふは、ちょっと作家さんの私生活を感じるよね。
三浦:(脚本の鈴木)おさむさんやってんのかなって…(笑)。
大谷:僕はせりふより、痛がる蘭さんをさすって癒やすシーンが印象的ですね。そのシーンは蘭さんに対するいろんな気持ちが入っていくので…。毎回毎回、自分に言い聞かせるように、「僕が守るしかないんだ」って動作で実感していってます。
水野:私も倉科さんと一緒。「あなた、前世から泥棒だよ」が印象的です。あと、旅行では隣同士の部屋に泊まるんですが、光と康太が壁越しに悩ましい声が聞こえるってト書きがあって。その部分の音声を収録すると思うので、何て言おうかな?って今考えているところです。ぜひぜひお楽しみに(笑)!
【第4話(2月10日)あらすじ】
かつての恋人・信とキスしたところを、蘭に見られてしまった光。その日から、彼女のSNSには「淫乱」「泥棒」といった、罵詈(ばり)雑言の数々が書き込まれることに…。そんな折、康太を狙う同僚・秀子(秋元才加)が、蘭と接触。陰険で闇深い女同士が結託し、光に“天罰”を与えようと画策し始める。
一方、どういう風の吹き回しか、あれほど結婚に猛反対していた康太の母・美佐(榊原郁恵)は、態度を軟化。光を家に招き、これまで散々嫌がらせをしたことをわびる。
ところが、そこへ思い掛けない宅配便が届く。それは不幸の手紙ならぬ、“不幸のビッグ・プレゼント”ともいうべき代物だった…! その中身を見た康太は突然、手がつけられないほど大暴れ。光の目の前で、普段の彼からは考えられない乱行にまで及び…!?
そんな中、光と康太は“ある目的”を果たすため、信と蘭の家を訪問。そんな2人を、蘭は何を考えているのか、冬の海へと旅行に誘う。今彼と元彼、その妻との4人旅行…。その先に待つのは地獄か、天国か…!? 絡み、もつれ、奪い合う! 一寸先は闇の四つどもえ旅行が始まる――。
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