「金曜8時のドラマ『三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~』」が、テレビ東京系ほかにて放送中。痛快な勧善懲悪の人情劇として、前シリーズ同様人気を博している。
同作は有川浩の小説「三匹のおっさん」を実写化した作品で、還暦を過ぎたキヨ(北大路欣也)、シゲ(泉谷しげる)、ノリ(志賀廣太郎)の幼なじみ3人が私設自警団を結成し町内の悪をぶった斬る、親子三世代で楽しめるホームドラマだ。
シゲは一見こわもてで口が悪いが、本当は気が優しく、ムードメーカーという役どころ。そんな、本人のイメージと重なるようにも見える役を務める泉谷に話を聞いた。
――早くもシリーズ3作目となる人気ぶりですが、いかがですか?
みんなが喜んでくれるのはありがたいですね。単純に笑って泣けるということは、それだけ丁寧に撮ってるということ。ギャグ1個に対しても細かくて、もうちょっと早く撮れよって思うけど(笑)。
――手間暇かけて作られているんですね。
ギャグ1個に対してもうるさいですね。皆さんに分かるようにちゃんと録る。そういうふうに考えればね、労も報われるわけですが。
――痛快なアクションシーンも見どころの一つです。
でも俺は(使う技が)柔道だから、見栄えしないわけですよ。俺柔道できねえし。跳び蹴りとかさせてよって言ってるんですけど。
――他のお二方の戦い方はどう見ていますか?
志賀さんのは電気で格好いいですよね。(北大路)欣也先輩の竹刀も見事で、「ブーン」と音が鳴る。敵じゃなくてよかったと思いますよ。
――現場ではどんなことを楽しみにしていますか?
このドラマは全部ロケなんですよ。だから本当に寒いのに、その寒いのが映らないのが腹立つっていうか(笑)。だから唯一の“火”というか温まりは、欣也先輩とか志賀さんと喋ることですね。子供の頃の話題とか、映画の話題でいつも盛り上がっちゃいます。同時代に生きた3人の楽しい雰囲気を、画面に投影できていればいいですね。
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