見る者全てを登場人物化！ 映画「サイレント・トーキョー」場面カット一挙解禁

映画「サイレント・トーキョー」(12月4日[金]公開)の場面写真が一挙解禁となった。

同映画は、世界中で歌い継がれる名曲「Happy X-mas (War Is Over)」にインスパイアされた秦建日子による小説「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」(河出文庫)を、波多野貴文監督が緻密なリアリティーと圧倒的スケールで映画化したサスペンス・エンターテインメント超大作。

クリスマス・イブの東京を舞台に、突如勃発した連続爆破テロ事件を現実と紙一重に描いたスリリングな物語で、事件を起こす者、事件に翻弄(ほんろう)される者、事件を追う者、それぞれの視点が99分ノンストップで切り替わり展開される“群像劇”となっている。

事件の行方を握る登場人物には、佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊をはじめ、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼らが集結。

そのオールキャストが、東京が爆弾で破壊されるという壮大でセンセーショナルな設定の下で扮(ふん)するのは“群衆の1人”、そしてその中心に立つのは主人公にして事件の容疑者・朝比奈仁(佐藤)。

今回解禁となった場面写真では、爆破テロ騒ぎに集まってきた野次馬に紛れ、異様な好奇心から日本中の騒乱を静かに見詰める様子が捉えられている。

また、第一の事件現場となる“恵比寿”で事件に巻き込まれた2人、買い物途中だった主婦・山口アイコ(石田)、その後事件の犯人に仕立てられることとなるテレビ局契約社員の来栖公太(井之脇)らが犯人からの命を受けてその場から立ち去る道中、予想だにしなかった事態に硬直する姿が切り取られた場面写真も到着。