第10話のタイトルは「母の条件」。ある日、「亡くなった娘に瓜二つの孫を見た」とパニックを起こした千鶴が捜査一課へ駆け込んでくる。彼女は以前薬物依存症だったため、百合たちは半信半疑で話を聞くことに。
当時の捜査資料によると、2016年夏、山奥の川で千鶴の娘である雅の水死体が発見される。死体のすぐ傍には雅の娘・ミクのぬいぐるみが見つかるも、ミクの遺体は見つからず、警察は無理心中と判断していたのだった。
だが、千鶴は「娘は自分の子供と心中なんてするはずがない」と言い張り、これまで娘に対して行ってきたひどい仕打ちに後悔の念を抱いていることを打ち明ける。
千鶴の話を受けて、百合と信次郎(永山絢斗)は雅が死ぬ直前まで過ごした民間の母子保護施設「アカシア園」の代表・大野律子に話を聞きに行く。
この施設には依存症やDVで苦しむ母子が身を寄せており、律子の話では、雅は恋人から暴力を受け、母親である千鶴にも頼れず、ミクと公園で野宿しているところを保護されたという。その一方で、雅が当時ミクを虐待していたことも判明する。
雅が亡くなる前日、アカシア園ではBBQが開催され、その最中にミクの行方が分からなくなってしまい、探しに行った雅はそのまま帰らぬ人となっていた。百合たちはその日、二人の身に一体何が起こったのか調べていく。
そんな中、百合のもとに音信不通となっていた妹・沙耶が訪ねてきて、息子の真人を数日預かってほしいとお願いされる。百合は冷たい言葉を言い放つも、翌日沙耶は真人を置いて姿を消していて…。
保護施設「アカシア園」の代表・大野律子役に富田靖子。水死体で発見された菱田雅役に北香那。雅の母・菱田千鶴役に神野三鈴が決定。また、百合の妹・沙耶役の平田薫がシーズン1以来の登場。百合と沙耶の複雑な関係性とそのゆくえにも注目だ。
果たしてミクは今生きているのか。さらに、息子を置いて沙耶はどこに行ってしまったのか。そして、シーズン3最終回で訪れた百合の変化とは。この驚愕の結末を見ずに今シーズンは語れなくなりそうだ。
また、今回の発表に合わせて本作の最新予告編も公開に。全10話の中から、豪華キャストが登場するさまざまなシーンが映像にまとめられているので、こちらも放送前にぜひチェックしてみよう。
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