高畑充希主演で、映画「浜の朝日の嘘つきどもと」が2021年に公開されることが分かった。本作は、東日本大震災後の福島・南相馬に実在する映画館“朝日座”の存続を、一人の女性・莉子(高畑)が東奔西走し守ろうとする物語。映画「百万円と苦虫女」(2008年)や「ロマンスドール」(2020年)などで知られるタナダユキ監督が、オリジナル脚本でメガホンをとる。
2021年3月は、東日本大震災、福島の原発事故から10年を迎える。震災、原発事故、そして今般のコロナ禍で、風前の灯となった映画館を守ろうとする物語を通して、エンタメ文化へのエールともなる作品を制作した。
そして大久保佳代子が、莉子の高校時代の恩師・茉莉子を、落語家・柳家喬太郎が朝日座の支配人・森田を演じる。
また福島中央テレビで、開局50周年記念ドラマ「浜の朝日の嘘つきどもと」が、10月30日に放送された。映画と同じく、監督・脚本をタナダユキが担当し、竹原ピストルと高畑がダブル主演を務めた。ドラマでは映画の物語の続きが描かれており、ドラマと映画どちらから見ても楽しめる仕掛けに。ドラマは今後、配信も予定されている。
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