「世にも奇妙な物語 '20秋の特別編」(11月14日[土]夜9:00-11:10、フジテレビ系)で、3度目の主演を務める大竹しのぶが、“言葉の力”を使って人を操ることができる能力の持ち主を演じる。
広瀬すず、濱田岳、高橋克実、大竹の4人が主演を務め、4つのオムニバスストーリーで構成される秋の特別編。
「タテモトマサコ」で大竹が演じるのは、主人公・館本雅子。シンワ文具の総務部で働く、一見ごく普通の事務員だが、“言葉の力”を使って人を操ることができる不思議な能力を持っている。
しかし、その力を私利私欲を満たすために使ってしまうという、さながら現代版の魔女のような、怖くて少し悲しい女性。大竹は、そんな雅子を個性的かつ恐ろしく演じる。
そして、大竹の脇を固めるメンバーは、雅子の同僚部員・志倉楓を「世にも奇妙な物語」初出演の成海璃子、総務部の部長・飯田を小松和重、楓の恋人で同じ会社の営業部につとめる近藤雅也を佐伯大地、そして近藤の後輩・笠原紗英を森高愛が演じる。
楓は交際している近藤からプロポーズされるが、その翌日、近藤がビルから飛び降りてしまう。そんな驚きの展開で物語はスタート。自殺だとうわさされるが、前日にプロポーズされたばかりの楓は到底信じることができない。
一人涙にあけくれていると、そこに近藤の後輩の紗英がやってくる。紗英も“近藤は自殺だと思わない”と言い、近藤が飛び降りた日の夕方、総務部員の雅子ともめているのを見たという。
その夜、仕事終わりの雅子を待ち伏せした楓は、近藤と何があったのか詰め寄るが、雅子は一言も話さず無言で立ち去ろうとする――。
「世にも奇妙な物語」でも扱われることが多い、「人の欲」がテーマとなっている本作。その欲が奇妙な出来事と掛け合わされた時、予想を越えた恐怖の終末を迎えることとなる。
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