春のドラマが続々発表! 中でもビッグタイトルの2作品を編集部がセレクト。
TBS系では、藤原竜也が主演を務める「リバース」(4月スタート、毎週金曜夜10:00-10:54)の放送が決定。藤原の他、戸田恵梨香、玉森裕太、小池徹平、三浦貴大、門脇麦、市原隼人が出演する。
原作は人気ベストセラー作家・湊かなえの同名小説で、主人公・深瀬和久(藤原)の恋人・越智美穂子(戸田)の元に、「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が届いたことによって始まるミステリーを描く。美穂子の元に届いた告発文により、深瀬は心の奥底にずっと封印していた10年前の記憶を思い出す。大学のゼミ仲間との旅行中、事故で滑落死した親友・広沢由樹(小池)の死と向き合うときが来たと直感。この事故には、隠された大きな秘密があり、その秘密を共有する大学のゼミ仲間だった浅見康介(玉森)、村井隆明(三浦)、谷原康生(市原)の元にも告発文が届き、次々と事件が襲い掛かってくる。
ドラマでは、原作の結末後の世界も描かれていく。女性主人公の多い湊作品では男性が主人公の作品で、TBSの連続ドラマ出演が7年ぶりとなる藤原は、有名大学を卒業しながらも地味でつまらない人生を歩む、今までに見たことのないような普通で地味なさえない男を演じる。藤原らが新たな湊ワールドを作り上げていく中、さらに、YOU、志賀廣太郎、片平なぎさ、武田鉄矢らベテラン勢が出演する。
日本テレビ系では、沢尻エリカ主演の「母になる」(4月スタート、毎週水曜夜10:00-11:00)の放送が決定。沢尻は、9年前に3歳の息子を誘拐された女性・柏崎結衣を演じる。また、共演は小池栄子、板谷由夏。小池は、結衣の元に戻ってきた息子が母と慕う門倉麻子役、板谷は結衣のママ友・西原莉沙子役で登場。
9年の月日を経て、13歳になった息子と再び生活をスタートさせる結衣は「空白の9年間を埋められるのだろうか」と葛藤する。誘拐事件に直面した家族を通して、傷つきながらも3人の女性が「母」として成長していく姿を描く。沢尻は、「母親役を演じるのは難しいと思ったし、実生活でもないので、不安でしたが、プロデューサーから『一から子育てをしていく役柄だから』と言っていただいたので、思い切って演じたいです」。
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