内田有紀がナレーションを担当「正しい判断ができる人でありたい」、新型コロナウイルスで再び“介護崩壊”を起こさないための教訓を探る

2020/11/07 18:00 配信

芸能一般

新型コロナウイルスと戦う医療従事者が家族へ向けたメッセージ

壮絶すぎる施設の様子

施設には当初、90人ほどの入所者がいて、そのおよそ7割が感染していた。追い打ちを掛けたのは施設の職員が感染や離職で2割ほどになっていたことだ。介護士は毎日泊まり込み、看護師はまったくゼロになっていた。

悲痛な叫びを救うすべはなかったのか

「救うというより、救いようがない」と法人内の別の施設から応援に入った看護師はこう話す。施設がまとめた報告書はその壮絶な様子が分かるものだった

未曽有の感染症。縦割り行政の弊害がそこに現れた。柔軟性のある組織の連携、臨時支援の在り方、得られた知見の共有、余剰人員の戦力化などの課題が見えてきている。番組では全国に向けて高齢者施設をどう守り、何をすべきだったのかを伝えていく。

制作は北海道テレビ放送。担当プロデューサー・阿久津友紀、担当ディレクター・北村玲奈が務める。

【写真を見る】ナレーションを務める内田有紀

内田有紀のコメント

その突きつけられる現実へのもどかしい思いとともに、その時に正しい判断ができる人でありたいと改めて思いました。

医療、介護などの今後のことを考えるきっかけになってほしいと感じています。

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