<先生を消す方程式。>「うずくな~」山田裕貴“頼田”の怪演に震える

2020/11/08 12:36 配信

ドラマ

二面性のある教師・頼田朝日を演じる山田裕貴に称賛が集まっている(C)テレビ朝日

田中圭が主演を務める土曜ナイトドラマ「先生を消す方程式。」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)の第2話が11月7日に放送された。主人公の義澤経男(田中)が担任する3年D組の副担任・頼田朝日(山田裕貴)の狂気にSNSは騒然となった。 (以下、ネタバレがあります)

「こっそり後ろから押す!」「パーン!」


本作は、鈴木おさむのオリジナル脚本による学園サスペンス。東大進学率も高い都内の進学校「帝千学園」を舞台に、成績優秀者が集められた3年D組の新しい担任としてやってきた義澤経男(田中)と教師をゲーム感覚でつぶしていく生徒との戦いが繰り広げられる。

クラスの中心人物は、“4C(フォーシー)”“4(フォー)セレブ”と言われている4人の生徒。父親が検察のトップで優等生の藤原刀矢(高橋文哉)、母親が有名な女医で自らも人気インフルエンサーの長井弓(久保田紗友)、父親が人気飲食チェーンの社長で自身は同級生にマッチングアプリで“パパ活”させている大木薙(森田想)、父親が大企業の社長で、おじが政治家である剣力(高橋侃)。

頼田は義澤のサポート役かと思いきや、第1話ラストでこの4人の生徒をあおっていることが判明。生徒たちは義澤を“消す方程式”を立てることに。

第2話では、不正を働いた父親が社長を追放されることになった薙を授業後の教室に呼び出した頼田。他の3人と友達でいられなくなると詰め寄り、同じステージでいられる方法として、義澤を殺すことを命じた。

とまどう薙に頼田は「今の時代にもさ、殺し屋がいるって知ってる?本物の殺し屋はさ、ピストルやナイフなんか使わない」と言いながら背後に回った。そして、「こっそり後ろから押す!事故に見せかけて押す!パーン!!」と薙の背中を押した。

甲高い声で「パーン!」と言ったときの目を見開いた表情は狂気そのもの。さらに、薙が計画を実行して義澤を階段から突き落としたのを見届けると、ピースサインをして喜び、第1話でも話題になった「うずくな~」のせりふを発した。

視聴者からは「サイコっぷり、見応えあるわ~」「怖すぎ」といった声が続々と上がった。