最後の受賞者としてステージに登場したのは、この賞を設立した山崎自身。代わって千鳥の2人がプレゼンテーターを務め、山崎を呼び込むのだが、その前に流れた山崎の紹介 VTR に「自分の時だけたいそう(な演出)やなぁ!」とのツッコミが。
受賞することをまるで予想していなかったような表情で、「まさかこんな賞を受賞できるとは …………!」という白々しいコメントを発する山崎に、千鳥から「とんだ茶番に付き合わされている」というクレームが入る。
そんな山崎が披露したのは、「僕こそ音楽」と「最後のダンス」。どちらも山崎が出演したミュージカルの楽曲で、思い出深いと話す。ムードたっぷりに歌う様子は、まるでミュージカルの 1 シーンそのもの。山崎が醸し出す世界観に存分に浸ったところで、本編は幕を閉じた。
アンコール1曲目は夏の全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」。これは朝ドラ「 エール」にて、山崎演じる佐藤久志が甲子園のマウンドに上がり、歌った曲だ。森山、千鳥、明日海、山口くん、冒頭で登場したモノマネ芸人・ JPがステージに登場し、この日の出演者全員で大合唱した。
ゲストがステージを降りたところで、山崎はアンコール2曲目となる「 Wonderland 」を披露。観客の手拍子に乗せて、ノリノリでステージの端から端まで動き、隅まで歌声を届けた。 Wアンコールとして最後に歌うこととなったのは、 12月2日発売の新曲「君に伝えたいこと」。作詞・作曲を森山が手掛けた曲で、山崎は情緒たっぷりに歌い上げ、最初から最後まで山崎らしさあふれる“究極のエンターテインメントショー”は幕を閉じた。