年末の風物詩ともいえるボクシングの世界戦「WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」が、2020年12月31日(木)の大みそかにTBS系列で生中継されることが決定した。今年で10年連続となる大みそか決戦の記念すべき対戦カードは、「日本人初世界4階級制覇」の王者・井岡一翔と、同級1位で「世界最速3階級制覇」の挑戦者・田中恒成という世界も注目する日本人同士によるビッグマッチ。
王者・井岡は、2019年6月に日本人初となる世界4階級制覇を成し遂げ、日本ボクシング界の歴史に新たな1ページを刻んだ。また、同年の大みそかには無敗最強挑戦者・ジェイビエール・シントロンを退け、初防衛を飾った。
待望の第一子が誕生し、父として背負うものもある井岡。「世界的なボクサーになりたい」とさらなる高みを目指す井岡にとって、今回の戦いも絶対に負けられない一戦といえる。
一方、田中は2019年大みそかにWBO世界フライ級で3度目の防衛を果たし、2020年2月に「スーパーフライ級」に階級を上げた。狙うは次のベルト、今回の対戦相手・井岡の冠。その王座を奪取すれば、世界最速4階級制覇を達成することになる。
井岡と田中がいるスーパーフライ級は世界的なビッグネームが顔を揃えている。その中で大みそかに日本人同士が激突する本戦は、“世紀の一戦”として注目が集まっている。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)