登壇した小栗、星野、宇野とは共演シーンがなかった原。
オーディションで今回の望役をゲットしたということだが、土井監督との撮影について「すごく印象に残っているのは、望ちゃんが友達に電話をかけるシーン。撮影の時に、ドライ(リハーサル)から涙が止まらなくなってしまって。そしたら土井監督が『すぐにカメラを回そう』って言ってくださって、その時に現場の皆さんの包容力のようなものを感じて、監督にめちゃくちゃ感謝しています」と語り、土井監督へ感謝のまなざしを送る。
それを受け、土井監督は「最初に1回公衆電話の所に立ってリハをやった時、『あ、これは何回もできないな』と思って、その場でみんなに『すぐやりましょう』って。ああいうことに応えてくれるスタッフだったというのもありがたかったです。
逆に、原さんが演じたことで『望ちゃんってこういう女の子なんだ』って気付かせてもらえたこともあったので、本当に素晴らしかったと思います」と称賛した。
さらに、映画鑑賞後の観客が目の前にいるということで、後半はティーチインスタイルで舞台あいさつが行われた。
役者をしているという男性から、子どものころの夢について聞かれると、まだ17歳の原は「今の夢は、女優さんに…」と言い、横の小栗から優しく「なってるね」とツッコまれ、「あ、なってます」と笑顔に。
続けて、10歳くらいのときは何になりたかったのかと問われると「10歳のときはアイドルが主人公のアニメにはまっていて、その影響でアイドルになりたかったです」と回答。
さらに、女優になりたいと思ったのはいつなのかと聞かれると「女優は小学校1年生のとき…。あれ? 小学校1年生は7歳ですね(笑)。ごめんなさい、アイドルはその前です!」と緊張感が伝わるコメントで、会場を和ませていた。
なお、舞台あいさつには小栗、原の他に星野源、宇野祥平、土井裕泰監督も登壇した。
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