2021年2月14日(日)放送スタートとなる吉沢亮主演の大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜夜8:00-8:45※初回は15分拡大、NHK総合ほか)の神奈川・相模原市で撮影されたロケの模様が公開され、出演する吉沢、高良健吾、草なぎ剛、堤真一のコメントが届いた。
同作は、新一万円札の顔としても注目され、資本主義の父と称される渋沢栄一(吉沢)が幕末から明治へ、時代の渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも高い志を持って未来を切り開いていく姿を描く。高良は栄一のいとこである渋沢喜作を、草なぎはのちに将軍となる徳川慶喜を、堤は慶喜の側近・平岡円四郎を演じる。
今回撮影されたのは、ドラマの序盤の山場となる、栄一と慶喜が初対面するシーン。街道を馬に乗って走る徳川慶喜(草なぎ)と家臣の平岡円四郎(堤)一行を、栄一(吉沢)と喜作(高良)が懸命に追いかけ、栄一が仕官の意志や自身が抱えている思いを慶喜に伝える。血洗島村の百姓として育った栄一と将軍候補の期待を背負う慶喜のまったく異なる世界観が交わる、運命の出会いとなる場面で、このシーンが吉沢と草なぎは初共演となった。
草なぎは撮影の感想を「撮影は栄一・喜作と出会い、抱えていた強い思いをぶつけられるシーンでしたが、お二人のエネルギーがビシバシと伝わってくる、とてもいいシーンでした。本当に大河ドラマ始まったなって気持ちでワクワクしています」と語った。
また、堤は今回撮影したシーンについて「円四郎は栄一・喜作と慶喜をつなぐ役でもあるので、その出会いが描かれるこのシーンは特に演じていて楽しかったです。すてきなドラマをお届けする事ができると思いますので、放送開始まで楽しみにしていただけるとうれしいです」と明かした。
さらに吉沢は、草なぎや堤との撮影の感想を「(このシーンの撮影前までは)血洗島の畑に囲まれ、みんなでわちゃわちゃしているシーンばかりでしたので、今日の草なぎさんや堤さんのように“カチッとした”方々が現場にいることが新鮮でした。ことばのやり取りも今までのテンションとは全く違う雰囲気があり、緊張感があって楽しかったです」と語った。
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