最初にこのシーンを見た時は、不二子は自分のような“強さ”を映子にも持ちなさいと伝えたいのかなと思ったがそれは私の勘違いだった。不二子はきっと、自分と映子を重ねたりはしていないし、映子自身の立ち上がる力を信じたからこそ、きつい言い方になってしまったのだと私は解釈した。
その結果、映子は不二子や千代たちを信じ、泣き寝入りすることなく、また「萬」を訪れたのだと思う。映子から依頼を受けた千代が、真っすぐ見つめ不二子に、「やるよ」と声を掛けた時、なんと表現していいか、分からないほどの感動が体中を巡った。
不二子は強いから、千代が来る前に一人で敵と戦ったかもしれないが、それをしなかった…。誰かを信じるという不二子の強さも感じられた「七人の秘書」の第4話は11月12日(木)に放送される。
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