仲野太賀、柳葉敏郎との共演に感慨「秋田の人にとってのナマハゲは、僕にとっては柳葉敏郎さん(笑)」

2020/11/21 20:18 配信

映画

主演を務める仲野太賀※ザテレビジョン撮影

11月21日、映画「泣く子はいねぇが」(公開中)の公開記念舞台あいさつが東京・新宿ピカデリーで行われ、仲野太賀吉岡里帆寛一郎柳葉敏郎佐藤快磨監督が登壇した。

同作は、秋田・男鹿半島の伝統文化“男鹿のナマハゲ”から、「父親としての責任」「人としての道徳」というテーマを見いだし、親になることも大人になることからも逃げてしまった主人公・後藤たすく(仲野)が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へと成長する姿を描いた作品となっている。

仲野は小さい頃から家族ぐるみの付き合いがあった柳葉との共演に「強烈な縁を感じました。僕にとって柳葉さんは、毎年正月に“柳葉詣”と言いますか、柳葉さんに会いに行くのが仲野家の伝統行事で、小さい頃からワンサカ泣かされてきました。秋田の人にとってのナマハゲは、僕にとっては柳葉敏郎さん(笑)。恐れ多く、対面するだけで震え上がる……そういう身近な存在です。親子のような関係性で共演できたことは本当に感慨深いものがあります」と心境を明かした。

それを聞いた柳葉は「クゥ…」と泣くしぐさをして、「産まれた時から知っていて、うちに来て帰る時は必ずベソかいてましたけど、そんな彼と共演できて胸がいっぱいです。太賀、おめでとう!」と主演映画の公開を祝福した。